今回はホテルインディゴ箱根強羅に宿泊して来ましたのでご紹介します。
こちらのホテルはインターコンチネンタルホテルグループのホテルです。
外資系のホテルですが、客室内に専用の温泉が付いていることが特徴です。
2020年1月に開業したばかりなのでまだ宿泊したことがない方も多いのではないかと思うのですが、当サイトをご覧いただきご検討のお役に立てれば幸いです。
ここ箱根には温泉付き客室を擁する宿泊施設が数多く存在しますが、その中でも比較的安価に宿泊することができるホテルなので、是非一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
インディゴ箱根強羅の基本情報
名称 | ホテルインディゴ箱根強羅 |
住所等 | 〒250-0402 神奈川県足柄下郡箱根町木賀924番1 TEL:0460-83-8310 |
開業 | 2020年1月 |
客室数 | 98室(全室プライベート温泉付) |
駐車場 | 有り(無料) |
公式HP | https://hakonegora.hotelindigo.com/ |
箱根強羅は東名高速からも小田原厚木道路からもアクセスが良く車で行くと便利です。
入り口前に人力車が展示してありました。入り口を入ろうとしたらスタッフの方が出てきて中へ案内してくれました。
インカムを使ってスタッフ間で連携しスムーズにチェックイン手続きに入ることができました。
箱根でこんな今時な感じの対応が受けられるとは思いませんでした。
館内に待機していたスタッフの方々は日本人より外国人の方がかなり多かったです。
スタッフの方はみんなジーパンをはいていたりウェルカムドリンクが紙コップで出て来たりとカジュアルな雰囲気が漂います。
写真奥の場所でチェックイン手続きをしたのですが、普通のホテルのフロントカウンターのような雰囲気とはちょっと違う中でのお手続きでした。
隣でチェックイン手続き中の方々はウェルカムドリンクでシャンパンを頼んでいました。
さすがにシャンパンはシャンパングラスで運ばれてきていました。
これはエレベーターです。鉄格子に石が詰められていてかなり独特な雰囲気を醸し出しています。
このホテルは低層4階建てで部屋数が全部で98室と規模は大きくありませんが、各部屋に個別に温泉が付いているのが特徴です。
エレベーターは2基しかありませんが、待たされることはありませんでした。
客室数に対してのエレベーターの数は標準的だと思います。
エレベーターホールにはこのような電話機が設置されていました。
廊下は普通のホテルっぽい感じです。
ホテルHPによれば80室がリバーサイドビューになっているそうです。
デラックスキングリバーサイドのお部屋紹介
今回はポイント宿泊(43,000ポイントで予約)だったのでスタンダードルームを予約しました。
スタンダードルームはデラックスヒルサイドですが、リバーサイド側にアップグレードされ、最上階の409号室に宿泊することができました。
位置はこのようになっています。部屋は縦に細長い構造になっており、一番奥の川側に温泉が付いています。
フローリングは少し柔らかく冬場に使う床暖房が埋め込まれているのではないかと思います。
賛否両論あるかもしれませんが、壁画がかなり特徴的です。
天井の形状が独特なのですが、空間としてはかなり広く感じられ良かったです。
ベッドも大きく快適に睡眠を取ることができました。
部屋に置いてあるソファーとテーブル。テーブルも珍しいもので段違いになっているタイプです。
ベッドに横になってテレビを見ることができます。
ベッド横のサイドテーブルには時計やスピーカーが置かれていました。
サイドテーブル向こうにあるスイッチ類はフラットな形状でアイコンも今時でした。
箱根名物の寄木細工柄のサイドボードです。
他では見られない大理石と寄木細工のコラボレーションです。
ボードの側面にはテレビのリモコン等が収納できるようになっていました。
自分で持ってきたちょっとした物を入れておくのに便利でした。
ゴミ箱までこだわりが感じられます。
サイドボードの下部分が冷蔵庫になっていますが、空きがなく自分で買ってきたものを入れておくには何かを取り出さなければなりませんでした。
サイドボード上にはネスプレッソマシンや無料の水もありました。
ミネラルウォーターは珍しく瓶タイプのものでした。
上に設置してあるミニバーの看板。
こういう和風な物は外資系ホテルがよく好んで置きますね。
赤いネスプレッソマシンが設置されていました!
珍しくないですか!?
用意されていたカプセルのラインナップです。
各1つずつ置いてありました。
その他TWGの紅茶と緑茶が置いてありました。
クラブルームでもないのに、わりとしっかりしたものが置いてある印象でした。
館内を散策する時用にサンダルと籠も用意されていました。
温泉手前に脱衣所とシャワー室や洗面台があります。ティッシュケースも箱根の寄木細工ですね。
鏡やランプもオシャレな感じです。
アメニティーもいろいろ用意されています。
洗面台下には脱衣カゴやタオルが置いてありました。
部屋の一番奥がこのようになっています。
部屋に付いている温泉です。
半露天風呂風で外の空気を吸いながら入ることができます。
こういうのもあって、日本の温泉らしい雰囲気でした。
シャワーもちゃんとありました。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは大きなボトルでシェアタイプです。
お手洗いも清潔感があり、内装も独自色を出しながらもあたたかみがあり好印象でした。
外の景色は山々が綺麗です。
すぐ向こうにはのどかな街の様子も見ることができ癒されました。
下を覗き込むと川が流れています。お部屋にはこの川の流れの音が一日中響きます。
ロビー階にあるレストランでウェルカムドリンクをいただきました。
ここも各部に寄木細工が使われていました。
日本の旅館ではなかなか味わえない独特の雰囲気に癒されます。
人も少なく静かにゆっくり過ごすことができました。
外には足湯があって、そこでも飲み物を注文することができます。
今回は素泊まりだったのでお部屋で温泉に入り、終始ゆっくり過ごしました。
まとめ
ホテルインディゴはIHGグループですが、個性が強くグループ内の他のホテルではなかなか味わえない体験ができるホテルです。
スタッフは全体的に若くカジュアルな雰囲気が漂い、インターコンチネンタルホテルのような高級感があるスタンダードなホテルステイを楽しみたい場合はイメージと異なるかもしれません。
しかし、IHGのHPにも記載されている通り、街の個性と地元の魅力を映し出すライフスタイルで日本や箱根独特の雰囲気を味わいながら温泉に浸かりゆっくり過ごせる点は何よりの魅力です。
そこにIHGの安定したサービスが加わりより滞在の満足感を高めてくれるのだと思います。
皆さんにも是非一度訪れてみて欲しいホテルの一つです。