天橋立ホテル冬の宿泊記【サムティの株主優待を使てみた!】夕・朝食付きでの宿泊

株主優待が利用できるホテル

雪が降る季節、またカニが食べられる季節でもある1月にサムティの株主優待を利用して天橋立ホテルに宿泊して来ました。

天橋立は何かのついでに行くような場所でもなく、わざわざ足を運ぶ価値があるのだろうか。

どんなホテルなのか凄く気になる!そんな疑問を抱いている方々に是非ご覧になってほしいです。

ホテルの内部の様子がよくわかるように画像も多めに掲載しましたのできっと参考になると思います。

結論を先に言うと、わざわざ行く価値があります!

今回はひとり旅だったのですが、ひとりで旅館ってどうなの!?って思っている方もご安心下さい。

お一人様でのご宿泊もかなり多いようです。

天橋立ホテルの情報・アクセス

名称天橋立ホテル(アマノハシダテホテル)
住所等〒626-0001
京都府宮津市文珠310
TEL:0772-22-4111
開業1963年(2008年改築)
客室数52室
駐車場有り80台(宿泊者は無料)
公式サイトhttps://www.amanohashidate-htl.co.jp/

天橋立ホテルは地図で見るとこのような場所に位置しています。

日本海に面していますので冬には雪が降ります。

車で行く場合は2WDでも大丈夫ですがスタッドレスタイヤを装着して行くか、万が一に備えてチェーンを用意した方がいいです。

現在は東京からの直行バスがしばらく運休になっていて、今回は京都駅から「特急はしだて」を利用して現地まで行きました。

現地滞在中はたまたまなのかわかりませんが2泊3日の間、毎日雪が降りました。

天橋立駅から天橋立ホテルは地図をご覧いただければわかる通り、至近距離にあります。

歩いて1分。駅からホテル敷地内まで距離にすると50m程度です。本当に目の前です。

駅からタクシーに乗るとか、5分も10分も歩くとか、そんな心配は不要です。

ここがホテル建物の入り口。入ってすぐ右にフロントがあります。

ロビーは広々としていて、売店や休憩できるスペースがたくさんあります。

チェックイン時は男性の従業員の方が2人待機されていて、お出迎えから手続きまでのスムーズな誘導がありました。

エレベーターは1基でしたが平日のため滞在中は一度も待たされることがありませんでした。

このエレベーターはビックリするくらい作動音が静かで動きが滑らかです。

エレベーターを降りたら廊下を歩いて一番奥まで進みます。

今回アサインされたお部屋は2階の1206号室。

6階建ての2階ではひょっとして景色が良くないのでは・・・、と一瞬心配になりましたが

部屋に入って景色を眺めたら、むしろ低層階の方が水辺にある旅館の醍醐味を味わえるのではと思いました。

お部屋の紹介

部屋の位置は一番端の角部屋でした。しかし、窓は一つのみで角部屋としての特徴はありませんでした。

入り口のドアを開けると部屋の奥までが何となく見えてきます。案外広い!

ここで靴を脱いで部屋に上がると・・・。

中の部屋の様子はこのような感じです。

ちなみに部屋のラインナップは以下のようになっているようです。

天橋立ホテル部屋ラインナップ  
露天風呂付特別室90㎡
展望風呂付和室48㎡
海側和洋室42㎡
海側和室42㎡←今回宿泊したお部屋
海側洋室28㎡
山側洋室13㎡

この眺めどうでしょうか!?窓の外すぐ数メートルでもう海です。

低層階なのでより間近に海を感じられます。むしろこの部屋で良かったかも!

こちらの写真は窓際から見た部屋の様子です。

窓際のコーナーには電気ケトル、無料のミネラルウォーターや食器。

ボードの下段は冷凍機能付きの冷蔵庫。

ミネラルウォーター以外で用意されていたのはコーヒーと紅茶とお茶。

ミルクとお砂糖もありました。

複数人での宿泊にも対応できるように食器類も豊富でした。

このT-faLはかなり細くお湯を注げるのでかなり優秀です。

コーヒーをドリップする時に大活躍しました。

ボードの隣にはSHARP製の空気清浄機が設置され、部屋に入った時にすでに作動していました。

テーブルの上にはホテルのご案内とお菓子が用意されていました。

丹後の銘菓、黒豆合わせ焼き。温泉に入る前にお茶と一緒に是非食べてみて下さい。

甘さ控えめでお茶によく合いとっても美味しかったです。

こうなっている部分、名称がわからないんですが和室っぽくていいと思います。

SANYO製の小型テレビ。テレビだけちょっと残念な感じに思えました(苦笑)。

テレビの隣には電話機とメモやティッシュ等。

そのまた隣には時計付きの和風な照明。夜に点灯すると素敵です。

壁には山々の絵が掛かっていました。

当たり前ですが、押し入れには布団等が入っているので収納としては利用できません。

クローゼットを開けるとこんな様子です。

中にタオル類と浴衣が入っていました。

下には金庫があって、それぞれが貴重品を別に保管でき便利そうです。

洗面所やお風呂は古さが感じられますがきちんと清掃されていて不快感はありません。

カミソリ、歯ブラシ、くし、ハンドタオルです。

ドライヤーはPanasonic製のEH-NE13。価格は安いですがしっかり乾きます。

男性用の化粧品と

女性用の化粧品。いずれもPOLA製です。

温泉の大浴場が他にあるのでこちらは使いませんでしたが、ちゃんと浴槽もありました。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープもPOLA製。これらは大浴場も同じでした。

トイレはウォシュレット付きで寒くても安心の暖房便座。

42㎡という十分な広さ。

眺めも最高のこのお部屋、私はかなり気に入りました!

天橋立ホテルの温泉大浴場

天橋立ホテルには部屋からのすばらしい眺望や美味しい食事以外にも温泉と言う強みがあります。

泉質はナトリウム一塩化物泉だそうです。

そのせいか少し口に入った瞬間かなりのしょっぱさを感じました。

また、これも塩化物泉だからか、入浴中は体が浮くような感覚を感じました。

大浴場は2種類あり、日替わりで男湯と女湯が入れ替わります。

いくつかの種類のお風呂と塩サウナも使えるようになっています

日帰り入浴としても営業しており、また隣のオーベルジュ天橋立の宿泊客も利用できるので宿泊客が少なくても一定程度の利用があるようです。

内部を撮影することはできませんでしたが、公式サイトで画像が確認できるので是非ご覧いただければと思います。

温泉・日帰り入浴 | 【公式サイト】天橋立ホテル (amanohashidate-htl.co.jp)

ある程度体が温まったら露天風呂に行くことをおススメします。

最初から露天風呂は冬の寒さの中ちょっとキツイです!

フェンスのガラスが曇ってしまうので(最初から曇りガラス?)温泉に浸かりながら外の景色を楽しむことはできませんでしたが、雪の中の露天風呂は最高に気持ちいいです!

ホテル内その他

こちらは洋ダイニングレストラン「阿蘇」。朝食会場になっています。

館内には売店や休憩コーナー等いくつかありましたのでそちらもご紹介しておきます。

こちらはお土産の売店。

地元の特産品等が販売されていました。

売店の横には有料のドリンクサーバーが設置されており購入してこのスペースで飲むことができます。

こちらは売店の目の前にある休憩スペース。

こちらはホテル入り口を入ってすぐ左側にあるスペース。

自販機コーナーはカップ麺やたばこも販売していました。

どこに行こうか迷ったらこちらの観光パンフレットコーナーが便利です。

残念ながら今は休業中ですが、バーラウンジもありました。

2階に上がる階段。この上に温泉大浴場があります。

階段を上がって来ると大浴場の横に休憩スペースが設けられています。

こちらはホテル入り口を出てすぐ右側にある休憩コーナー。喫煙所も兼ねていました。

駐車場は建物すぐ横と道路の向こう側にもありましたがガラガラでした。

駅までの送迎には使うことが無いと思うのですが、マイクロバスもあるようです。

レストラン「はしだて」での夕食

夕食は「和ダイニングはしだて」での提供になります。

予め時間の予約が必要で18:00からか、19:00からを選択できます。

夕食時間はチェックイン時に確認されました。

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1泊目は「かにづくしプラン」、2泊目は「かに付き和食通常プラン」

それぞれ違った雰囲気の夕食を楽しむことができましたのでご紹介します。

まずは 1日目の「かにづくし」のお献立。

※こちらはサムティの株主優待利用だと1人4,400円の追加料金がかかります。

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かに料理がずらりと並びます。

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カニばっかりでも不思議と全く飽きません!

テーブルに案内された時にすでに準備されているもの以外にも後から運ばれて来ます。

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小鉢はゆず豆腐。

豆腐の上にはしっかりカニ身が乗っていました。

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なんとも贅沢なカニの刺身。

専用のたれを付けていただきます。

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かにすき。

スタッフの方が順次火を付けてくれます。

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焼きがに。

こちらも様子を見ながらスタッフの方が火を付けてくれます。

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途中から運ばれて来るかに入り茶碗蒸し。

こちらもしっかりカニ身が入っており、トロっとした食感がとても良かったです。

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こちらも後から運ばれて来るかにの天ぷら。

塩とレモンが付いて来るのであっさりとして、しっかり素材の味を楽しむことができます。

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そして一番の目玉と言ってもいい、ずわいがに姿盛り。

しっかり食べた満足感を感じることができる量です。

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丹後産コシヒカリのかに雑炊。

最後までしっかりカニ身と、更にはカニみそまで乗っています。

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最後のデザートはほうじ茶プリン。

おなか一杯になりました。

こんなにおなか一杯にカニを食べたのは初めてです。

本当に大満足でした!

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続けて2日目の「かに付き通常和食」もご紹介します。

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こちらはサムティの株主優待券利用での追加料金はかかりません。

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銀色の旬彩箱を開けるとお刺身をはじめ、いろいろな前菜が登場します。

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蟹飯蒸し白菜巻き。

通常プランでも一部にカニが入っています。

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黒毛和牛陶板焼き。

黒毛和牛にウニを載せて召し上がって下さいと言われました。

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何と言う贅沢なのでしょう!

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こちらは鰤のしゃぶしゃぶ。

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最初に野菜を入れてしばらくしてから鰤をしゃぶしゃぶして食べます。

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ポン酢とよく合います!

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茹でがに。かにみそも最高!

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鰤そぼろとスクランブルエッグの釜飯。

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赤出汁ともよく合い、また、おこげの部分も美味しかったです!

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お献立ではほうじ茶プリンになっていましたが、連泊と言うことでゆずのシャーベットにわざわざ変更していただけたようです。

お心遣いありがとうございました。

大変美味しくいただきました。

レストラン「阿蘇」での朝食

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天橋立ホテルの朝食は「阿蘇」でAM7:00~9:00、和洋食バイキングが提供されます。

今回は宿泊の検討段階でいろいろな口コミ情報等も参照しました。

天橋立ホテルを全体として肯定的に捉えられている方の中でも、このホテルの朝食だけは酷評している方がポツポツいらっしゃいました。

しかし、実体験した私の個人的な感想としては満足です!

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入場時の消毒、食べ物を取る時はマスクと手袋の着用のお願いがされきちんと感染症対策が意識されていたと思います。

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寒いので誰も使っていませんでしたが、屋外の席もあるようです。

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和洋食バイキングと謳いながらも和食の品揃えが悪いホテルが多くありますが、こちらの天橋立ホテルの朝食は和食がとても充実していました。

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右下のわさび昆布がご飯に良く合いおススメです!

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私が一番気に入ったのはだし巻き卵です!

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大根おろしと一緒に食べるとさらに美味しさが増します!

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もう一つとてもおススメしたいのが黒豆納豆です。

しっかりとした黒豆の食感があり普段食べる納豆とは一味違いました。

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黒豆納豆に温泉卵をのせたご飯は最高でした!

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こちらは漁師汁と記載されていました。鰤入りのみそ汁です。

こういう手の込んだみそ汁はホテルの朝食バイキングではあまり見たことがありません。

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サラダはお皿に盛りつけられている状態で用意されていました。

ドレッシングは3種類用意されていました。

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一口サイズのケーキ。2.5cmくらいにカットされていて食べやすいです。

こちらも3種類ありましたが小さいので3種類ともいただきました。

見た目はいまいちですが決して安っぽい味ではなく、クリームの部分がとても美味しかったです。

まとめ

雪が降る冬に行って楽しめるのか。わざわざ行くべき価値があるのか。

行く前から色々な懸念材料があり躊躇していた部分もあったのですが、行って来て本当によかったです。

①施設は古いながらもきちんと清掃がされており、部屋からの眺望も最高!

②周辺にいろいろ観光できる場所があるので退屈しない!

③万が一雪が降っても雪の天橋立の雪景色が素敵!

④万が一雪が降っても雪の温泉露天風呂が最高!

⑤サムティの株主優待が利用できる!

夕食はプラス4,400円(2人なら8,800円)出しただけで大満足のカニづくしに!

行く前にネットやyoutubeでいろいろ調べてはみたのですが、メジャーなホテルと比較すると天橋立ホテルの情報がまだまだ不足していると思いました。

食事に関しては、せっかく天橋立ホテルに宿泊するなら夕・朝食付きがおススメです!

冬は特にカニが食べられる季節になり夕食も贅沢度倍増です。

レストラン「はしだて」では連泊のお客様に配慮して一部メニューを変更。

たった一つだけ残念だったのは、朝食バイキングが2日間全く同じ内容だったことでしょうか。

私が気付かないところで一部内容が変更されていたのかもしれませんが、一通り見回した時に違いがわかりませんでした。

これから天橋立ホテルに行ってみたいという方がいらっしゃいましたら是非ご参考にしていただければ幸いです。

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