トーセイ株式会社は2021年の11月期から株主優待を変更し、株主に対して自社グループホテルで使える宿泊割引券を配布することになりました。
私もさっそく株を買い、株主となりましたので今後トーセイホテルシリーズのレビューもしていきたいと思います。
今回宿泊したホテルはこちらのトーセイホテルココネ浅草蔵前です。
トーセイホテルココネ浅草蔵前の基本情報・アクセス
名称 | トーセイホテルココネ浅草蔵前 |
住所等 | 〒111-0043 東京都台東区駒形2丁目3-3 TEL:03-3842-5541 |
開業 | 2020年5月 |
客室数 | 133室 |
駐車場 | 無し |

最寄り駅はホテルの目の前の都営地下鉄大江戸線蔵前駅です。
階段を登ってA7出口から地上に出ると目の前にトーセイホテル浅草蔵前の建物が見えます。
また、都営地下鉄浅草線の蔵前駅からも徒歩4分と便利な立地に位置しています。

浅草の持つ日本の伝統文化を意識したホテル造りと言うだけあり、随所に和の雰囲気が取り入れられており、エントランスからすでにその雰囲気を感じさせてくれるようです。

ホテルのロビーは2階にあり、1階のエントランスを入ったらまずエレベーターで2階に上がります。

公式HPの説明によればホテルのロゴマークは季節の移り変わりと時間の流れを表し、重なり合った4つの円は四季を表現しているそうです。

2階に上がるとロビー階があり、かなり狭いのですがベンチと何やら不思議な空間が見えてきます。

パっと見だと何なんだかわからなかったのですが、茶室でした。
説明も書いてあり、靴を脱いで中に入っていいと言うことです。

中にある物がどうと言うよりは、本来は壁で完全に区切られている空間が、格子状に組まれた竹によって風や光や音等、自然の波動を敏感に感じ取れるように作られていることに特徴があるそうです。

チェックインは3時から開始になりますが、少し早く到着してしまったので、ロビー階中央のベンチに座って少し待機していたところ若い男性スタッフの方が声をかけて下さいました。
事情をお話ししたところとりあえずチェックインの手続きと館内のご説明だけ先にさせていただきますとおっしゃっていただいたのでそうさせていただきました。
チェックイン時に説明していただいたのですが、アメニティは部屋には一切置いていないとのことで、アメニティーコーナーで使うものを持って行って下さいとのことでした。
また少し待っている間に狭い空間ではありますが、ロビー階のその他の部分も見学させていただきました。

先ほどのご説明の通り、こちらのコーナーで使うアメニティ類をいただきました。

茶室の奥のドアをスライドすると奥に行けるようになっていたので外に出てみました。

テラスみたいな感じになっていてコンパクトな庭園風のものを見ることができました。

トーセイのサイトでは野点風の和傘と紹介されていましたが、これも飾ってありました。
公式ページの紹介を見ると本来なら広げて外に飾ってあるもののようです。
その他は奥に一つ扉付の部屋があり、コインランドリーと製氷機と自販機が置かれていました。

宿泊者がいつでも利用可能なフリードリンクマシンです。コーヒーと紅茶、カフェオレがありました。
コーヒーマシンはかなり強めのコーヒーが淹れられます。個人的にはかなり好みでした!
サムティの株主優待で宿泊したエスペリアイン日本橋箱崎でも美味しいコーヒーが飲めたのですが、トーセイホテル浅草蔵前のコーヒーマシンは更にストロングです!

漫画も読めます。これらはお部屋に持って行っても大丈夫だそうです。

漫画の棚の向かい側には枕バーも!
その後少しだけ待った後にまた声をかけていただき、結局20分程度早めにお部屋に入らせていただくことができました。ありがとうございました。

さっそくエレベーターに乗って部屋に向かいました。
エレベーターはカードをかざさないと宿泊階のボタンが押せないようになっています。
スタンダードシングルルームのお部屋紹介

今回は6階のシングルルームのお部屋です。経路図を見ると随分大きな部屋もあるようですね。最大で4人まで泊まれる部屋があるそうなので、そういったお部屋なのでしょうか。

エレベーターから比較的近いお部屋です。さっそく入ってみます。

狭いですが、やはり新しいだけあってキレイです!

カードキーを差し込んで電源オンします。

部屋に入ってすぐ右側は扉無しのクローゼットのスペースで、ハンガーと消臭剤が掛けられており、下方にはスリッパと靴ベラ等がありました。


スリッパは使い捨てなのかどうかよくわからないくらい分厚い造りでした。

ひょっとしたらクリーニングして使い回しているのかもしれませんが、不明です。ただ、これが使い捨てなら結構なコストがかかっていると思われます。

室内は本当に狭いですが壁紙にちょっとした特徴があり楽しいです。

横の壁紙がこんな感じです。色が強めで個人的には落ち着かないのですが、一つの特徴として楽しませていただきました。

そして天井も変わっています。

かなりリアルに見えるのですが、単なるプリントで触るとフラットでした。

特徴的な壁と逆側の様子。デスクが置いてあり、身動きできるスペースはほぼ無いです。

デスクも決して広くはなく、作業するにはちょっと狭いかなと思いました。


電話機にテレビのリモコン。


メモ帳と小物トレー。


電気スタンドとアラーム時計。


そして、パソコンの有償貸し出しとマッサージの各種ご案内。

電源はUSBと有線LANの接続口もありました。

コーナーには電気ケトルやカップ類が置かれていました。


マグカップとグラス。

お茶のティーバッグ。


ドライヤーとティッシュボックス。


電気ケトルと無料のミネラルウォーターはありがたいですね。

椅子はスエード調のちょっとオシャレな感じの椅子でした。

テレビは壁掛けでベッドに横になってちょうどいい感じで見ることができました。

窓からの景色はなんと至近に隣のマンションのベランダがっ!洗濯物が干してある様子がよく見えてしまいました。

ただし、良く見るとビルとビルの間に東京スカイツリーが!
写真で見るとわかりづらいですが、実際には結構な大きさで見ることができました。

そもそもガラスが筋入りの強度重視なので外の景色を楽しむようにはできていません。

浴室はバストイレ一緒になっていて、こちらも最小サイズでまとめられています。

ただし、壁面がブラック基調の光沢感のある素材で多少の高級感を醸し出しています。
そしてこのクラスのホテルにしては鏡が大きいです。しかも曇り止めヒーター付き!

浴槽も小さく足を折り曲げてやっと肩まで入れるくらいで、足を伸ばすことは難しいです。

シャワーの水圧はバッチリでした!
最初は操作がややわかりづらかったのですが、洗面台の蛇口とシャワーの蛇口とが完全に分かれていたので慣れれば水道を出そうとしてシャワーが出てしまうということを防げる仕様でした。

ウォシュレットは完備されていました。まぁ最近では当たり前の装備ですね。


DHCのシャンプーコンディショナーとポーラのハンドソープ。


コップ等。

以前はアメニティ類が入れられていたのだろうと思われるトレーがそのまま残してありました。

ちなみにロビー階にあるアメニティコーナーから自分でくしと綿棒と歯ブラシを持ってきました。入浴剤は希望者のみフロントで1個だけもらえるようです。
まとめ
今回の宿泊費用は最もスタンダードなシングルルームに1人で宿泊して4,180円(税サ込)でした。
初めてトーセイグループのホテルに宿泊デビューしましたが、価格が安いからと言って特に不便さは感じませんでしたので皆さんにもおススメしたいホテルです!
しかも所々に和のこだわりが感じられ、普通のビジネスホテルとは違った雰囲気を楽しめることも良いと思いました。
現状一時的に停止しているサービスとしては夜食にシジミ汁とおにぎりのサービスがあったらしいのですが、これが再開されれば更におススメ度が増しそうですね。
行く前に色々なサイトの口コミをだいぶ読んだのですが、対応がいまいちだった等、厳しいご意見も多く見受けられたのも事実ですが、私が幸運だったのかチェックイン時に担当して下さった若い男性スタッフもとても感じが良く丁寧な接客でしたし、何も不快に感じることは有りませんでした。