何年か前に一度だけ訪れたことがあるインドネシアバリ島。前回はヌサドゥア地区でビーチリゾートホテルにゆっくり滞在したのですが、今回は念願のウブド地区を観光するための宿泊先として、ここアラムディニリゾートウブドに2日間宿泊してきました。
主な観光客は欧米人でしたが、思ったよりもたくさんの観光客が来ていてビックリしました。日本人、中国人はかなり少なく、韓国人はそれなりに多かったです。
いかにもウブドっぽいホテルを色々検索していたところ、宿泊サイトに表示されていたこのアラムディニリゾートウブドを見つけて調べてみたのですが、それ以外ではこのホテルに関する情報は探してもほとんど出てこなかったので、実際に行ってみるしかなと思い、泊まって来ました!
アクセス
ングラライ国際空港(デンパサール空港)近くのヒルトンガーデンインバリからGrab利用で所要時間は約1時間半、料金は約246,000IDR(約2,200円)。道のりはだいたい37kmくらいでした。
日本でタクシーに乗って37km移動したら軽く1万円は超えてしまうと思うので、それを思えば格安に感じられますね。
出発から初期の段階で有料道路を使うのですが、6,000IDR(約50円)の通行料はGrabの料金に含まれていました。
順調なところは軽快に進むのですが、途中で何か所か渋滞している場所もあり、この日は1時間40分くらいかかりました。特にウブド近辺は交通量が激しくそれなりに時間がかかりました。
到着~チェックイン
メイン通りを離れて少し細い道に入って数分進むとアラムディニリゾートウブドの敷地内に到着しました。無料駐車場もあります。
いきなり趣のあるバリっぽい感じのフロント!
中に入るとチェックインカウンターがあり、ここでパスポートを提出し説明を受けました。
ここでの確認事項としては、2日間の予約が取れているということ、既に予約サイトを通してクレジットカードで支払いは終わっているということ、支払済の料金には朝食が含まれているということ。
翌日の朝食は、メニューの中から選んで前日のうちに決めるそうです。チェックイン翌日の朝食はその場で確認され、メニューを見ながらいくつか選択しました。
アメリカンブレックファスト、コンチネンタルブレックファスト、その他のメニュー(複数あり)がありましたが、インドネシアっぽいのでおススメを教えてくれと頼んだらナシゴレン・ミーゴレンをおススメされたので、初回はナシゴレンに決めました。
その他、フルーツサラダかフルーツプレートから1つを選択。フレッシュジュース(パパイヤ、パイナップル、メロン、ミックス)を1つ選択。私はフルーツプレートとミックスジュースを選択しました。
そして朝食時間は何時がいいかと聞かれ、8時を指定しました。
その後部屋までの道を一緒に案内してもらい、簡単に部屋の中の説明を受けました。
フロントと宿泊棟は20mくらい離れています。
テレビやエアコンのリモコンはBOXの中に入っていること。置いてあるミネラルウォーター2本とコーヒー、紅茶は自由に飲んでいいこと。そして翌日にはまた補充してくれるということ。セールティボックスの操作の説明。何かあったら電話で0番を押してコールしてほしいということ。
簡単ではありましたがフロントから客室内の案内まで終始丁寧な印象を受けました。
お部屋内部の紹介
今回は3階建ての1階、104号室がアサインされました。
室内は予めエアコンがかかっており涼しかったです。中に入った瞬間、奥にちょっと見えるバルコニーが気分を高めます。
私がイメージしていた通りのウブドっぽい雰囲気!
少し古さは感じますが、きちんと手入れされているようです。
このバルコニーがとても気に入りました。
部屋から正面はジャングル。左方はプールが見えます。
椅子とテーブル。テーブルの上に灰皿が置かれていました。室内は禁煙ですが、バルコニーでは喫煙可だそうです。
ソファーも置かれていました。
バルコニーから見えるプールの様子。
正面側は暗くなってしまうとほとんど何も見えなくなりますが昼間は最高です!
右側を覗き込むとこんな感じの景色です。
バルコニー側から見た室内。
続いてその他部屋の内部もご紹介します。
まず入ってすぐ左のクローゼット。
開けると左上にハンガーと、右の中段にセーフティボックスが設置されていました。
左下にはスリッパと右側にドライヤー。その他傘も1本置いてありました。
デスク回りはこんな感じです。
無料のミネラルウォーターとスマートな電気ケトル。
コーヒーカップとコーヒー、紅茶等。
BOXティッシュと、ヒルトンガーデンインバリで無くて困った栓抜き。
こちらもヒルトンガーデンインバリで無くて困ったホテルの案内。
テレビは比較的小型のLG製。
先ほどのスタッフの方の説明通りリモコン類はBOXの中に入っていました。
デスクの左側は収納できる棚と右側の扉には冷蔵庫が入っていました。
冷蔵庫は冷凍機能付きでちょっとの間ミネラルウォーターを入れておいたらすぐに冷たくなりました。
ベッドはかなりワイドでほぼ正方形でした。横に寝ても体がはみ出しませんでした。
ベッドの両サイドにはボードがあり、左側にwifiのパスワードと電話機が置かれていました。
バスルームはこんな感じです。
浴槽は変わった形状で触るとかなりひんやりしていてやや浅めの造りです。お湯がちゃんと出るか少し心配していたのですが、左側の蛇口をひねると熱湯が出てきますので、右側の蛇口で水を出して調整します。全く問題ありませんでした!
蛇口のそばにボディウォッシュとシャンプーが置かれていました。
浴槽の逆側は洗面台。
石の素材と木の素材で何とも絶妙な雰囲気を醸し出しています。
ここに置いてあったハンドタオルやバスタオルはとてもいい香りが付いていました。
アメニティは歯ブラシとシャワーキャップ。未開封なのですが箱に折り目や傷が付いていました。
コンディショナーとボディローション。そしてグラス。
シャワーはレインシャワーとハンドシャワー。シャワーの水圧はやや弱いですが熱いお湯はちゃんと出てきました。
トイレは手動スイッチで動かすウォシュレットでした。紙類は流すなと注意書きがしてありました。
プール等ホテル内その他の部分
わりと涼しいウブドなので、朝晩は実際に入るとなると少し勇気がいるような気がしますが、やっぱり見た目的にも存在感のあるプール!
この日は宿泊客が少ないからかプールに入っている人は一人もいませんでした。
ここのマットはあまり綺麗ではなかったので寝転がるのはやめときました。
3セット置かれているこちらはプールに入らなくても、水着に着替えなくても気軽に寝転がってくつろげてとても気に入りました。
夕方になるとずいぶん涼しくなって、水の流れる音と虫の鳴き声とでここにいるだけでもリラックスできました。
ここから水が流れているので常に水の音が聞こえます。
プールの周りは普通のジャングルです!
歩いて少しだけ先の方まで行けるのですが、手入れはされていなく途中で道が無くなっていました。
ここは私が宿泊していた部屋のバルコニーのすぐ目の前です。
進んでいくとフロントの方に上がって行けます。
これが3階建ての宿泊棟です。
三階に上がってプールの方を見てみたらこんな感じに見えました。
朝食
朝食会場はフロントから歩いて50mくらいのところにあるレストランでいただきます。
テーブル席やカウンター席があり好きな場所に座って食べることができました。
こちらはバーにもなっているようです。
チェックイン時にお願いしていた通り、ナシゴレンとフルーツプレート、ミックスジュースが運ばれて来ました。量はそれほど多くなく適度な感じです。
ミックスジュースはよく冷やされていて、飲んだ瞬間口の中でいくつかのフルーツの香りが広がります。
フルーツはパパイヤとメロンとスイカ、そしてパイナップル。フルーツは控えめな甘さでした。
メインのナシゴレンは塩が効いていてすごく好みでした。
食後にバリコーヒー。ちょっと粉っぽい感じが日本でよく飲むコーヒーと違います。
泊まってみた感想
ホテル全体的にいかにもウブドっぽい感じがしてとても良いです!
敷地内の屋外プールや目の前に広がるジャングル。バルコニー付きで雰囲気を味合うには最高のものが揃っていると思います。
スタッフの方々の対応は常に笑顔で親切で丁寧。ただし、必要以上には話しかけてこない、個人的にはちょうどいい距離感を保っているような印象を受けました。
ホテル内ですれ違う際は笑顔できちんと挨拶してくれる人がほとんどでした。
注意点はWi-Fiが繋がりにくく遅い点と、電源コンセントの形状が挙げられます。
Wi-Fiは途切れてしまうこともありましたし、繋がっていてもかなり遅く、空港で買ってきたTELKOMSELの現地simが役に立ちました。インターネット接続をしての作業が必須であれば完全にこのホテルのWi-Fiをあてにするのは厳しいかもしれません。
到着してから気付いたのですが電源コンセントの差込口がCタイプのみだったのでかなり焦りました。フロントに電話をして日本仕様のAタイプのコンセントを差し込める変換プラグを借りることができました。
電圧も日本と違うのですが、よほど古いスマホやパソコンでない限りはプラグ形状の問題だけ解決できればそのまま対応できると思います。
ご宿泊を検討される方がいらっしゃいましたら是非ご参考にして見て下さい。
近くで立ち寄った場所
ホテルからは2.7kmくらい離れているのですが、バリの伝統的な絵画や美術品が展示されているネカ美術館というところに行って来ました。
行きは歩いたら30分ちょっと、帰りはGrab利用で10分もかからなかったです。
ウブドはGrabの利用が原則できないようなのですが、普通に呼んでみたら5分くらいで迎えに来てくれました。料金は47,000IDR(約420円)でした。
インターネットで少し調べてみたところいくつか情報が出てきて、ネカ美術館の入場料は10,000IDRだとか40,000IDRだとか75,000IDRだとかいろいろな情報がありましたが、実際に行ってみたら入場料は100,000IDRでした。
桁が違うのでビックリしたのですが、後から公式ホームページを見つけて見てみたらちゃんと100,000IDRと記載されていました。
値上げになったのでしょうか。その代わり敷地内のカフェでのドリンクチケット付きになっていました。
入場チケットは1種類のみでドリンク有り無しを選択できるわけではないので、ドリンクが必要無くても入場すれば100,000IDRかかってしまいます。ちなみに10歳までは無料。17歳までは50,000IDRです。
カフェにはテラス席もあって眺めが良かったです。
バリコーヒーをいただきました。