百潭寺(백담사)
新羅時代の高僧、慈蔵律師が創建し、大青峰から100個目の池に建てられたことから百潭寺と言うようです。
また、日本の植民地支配に対して独立運動をした遺跡地としても有名だそうです。
駐車場からお寺までの道は車両の通行統制が行われているようで、駐車場に車を停めてバスに乗り換えて向かいました。
料金は2,500ウォン、バスの乗車時間は約20分です。
百潭渓谷の上方部に位置しているので、百潭寺に向かう道中は美しい渓谷の景色を見ることができました。
バス乗車時は運転手と同じ側に座ると美しい渓谷が見えますが、逆側に乗ってしまうとほとんど見えませんので注意が必要です。
バスを降りると橋を渡ってお寺まで少しだけ歩きましたが、橋からは石を積み重ねて作った無数の石の塔を見ることができました。
百潭寺を訪れた人々が願い事を込めて積んだ石だそうです。
駐車場からバスに乗り、少し歩いてやっとたどり着いた百潭寺の入り口。
この極楽寳殿の中に主仏として納められている木仏坐像が国家宝物第1182号に指定されており、一番の見どころになっていると思われます。
のどかで澄んだ川の流れや、静かな境内は時間を忘れ、観光を楽しむことができました。
韓国文化財省 国家文化遺産ポータル → 보물 인제 백담사 목조아미타여래좌상 및 복장유물 (麟蹄 百潭寺 木造阿彌陀如來坐像 및 腹藏遺物) | 국가문화유산포털 | 문화재 검색 (heritage.go.kr)
百潭寺の情報は → 백담사 (danah.kr)
メバウィ人工滝(매바위인공폭포)
百潭寺に向かう途中で見つけた滝を見てみたくて、百潭寺を見学した後に立ち寄ってみました。
横から見ても迫力があり、路駐して見物に来ている人たちもたくさんいました。
岩に添って滝水の裏側に行けるようになっています。
裏から見た滝の水。
人工の滝なので自然的な価値が高いとかいうこともなさそうですが、道路を走っていると派手に目に入って来るのでつい気になって寄ってみました。
同じように気になって見に来ている人が多そうです。
後でGooglemapで見たら情報が出ていました → Yondaeri Maebawi Artificial Waterfall – Google マップ
洛山寺（낙산사）
新羅華厳宗の宗祖である義湘大師が671年に創建した江原道襄陽郡(양양군)にある寺院で、敷地内には宝物指定を受けている複数の文化財が存在する場所です。
更に独特で美しい海岸沿いの景観から2007年、名勝第27号にも指定されたそうです。
宝物第499号「七層石塔」。
宝物第1723号「海水觀音空中舍利塔·碑」
個々の文化財に日本語の解説はありませんでしたが、寺院の入り口には珍しく日本語の解説が書かれた案内板も見ることができました。
義湘臺からの景色が名勝に指定されているのですが、やはりここは人が多く写真を撮るのも苦労しますね。
あまりにも人が多く、舞台に上がって写真を撮ることはできませんでしたが、周辺の写真を撮ってみました。
洛山寺の情報 → 꿈이 이루어지는 낙산사 ♧ (naksansa.or.kr)
烏竹軒（오죽헌）
烏竹軒は韓国紙幣の五千ウォン札に描かれている栗谷李珥という人と、その母である申師任堂という人(五万ウォン札に描かれている人)の実家だそうです。
当時、建物のまわりに黒い竹が生い茂っていたことから烏竹軒と呼ばれており、韓国の家屋の中で最も古い建築様式がよく残されていることで知られているそうです。
烏竹軒の入口では、5千ウォン札と5万ウォン札の紙幣のオブジェが印象的でした。
敷地内には江陵市立博物館もありました。
烏竹軒の情報 → 오죽헌/시립박물관&대관령박물관 (gn.go.kr)
許筠-許蘭雪軒記念公園(허균・허난설헌 기념공원)
朝鮮王朝の文学者である許筠(허균)と許蘭雪許(허난설헌)の兄妹(弟姉？)を記念して2007年に造られた記念公園とのことです。
閉店間際に行ったのでゆっくり見物できなかったのですが、敷地内をゆっくり散歩したりも良さそうなところでした。
江陵市場
韓国は色々なところに市場がありますよね。ここ江陵にも市場があったので見学して来ました。
食料品や生活用品等たくさんの物が売られていました。
全体的に混雑しており、中には行列ができている食べ物屋さんも何軒かありました。
さすがに並んでまで食べようとは思わなかったので、市場の外へ出て少し歩いたところにあったカルビタン屋さんで食事しました。
市場内とは違ってかなりお客さんが少なく、ゆっくり食事することができました。
グツグツした状態で運ばれて来る韓国式の料理っていいですよね！
素朴な味でとっても美味しかったです。
韓国の東海岸ドライブ旅行はこれで終わり、その後ソウルや水原を経由してまた釜山に戻り(ほとんど一周してますね 笑)、釜山の港からキングビートルで無事帰国しました！
韓国東海岸旅行記その他も是非ご覧下さい。
