昨夜は蔚珍郡にある新しくてキレイなホテル、hotel호텔 who후に宿泊し、この日は更に北に進んで東海동해まで行く予定です。
竹辺海岸スカイレール
蔚珍郡の北の方に、モノレールに乗りながら東海岸の海を眺めることができるスポット「竹辺海岸スカイレール」があり、まずはそこを目指しました。
竹辺海岸スカイレールは2021年8月に開業したばかりなので、日本人でここに行ったことがある方はまだかなり少ないのではないかと思います。
専用の駐車場も完備されており、やはり車で行くのがよい場所かもしれません。
この日は平日ということもあり、それほど混雑した様子でもなかったです。
チケット売り場も人は並んでいませんでしたのですぐにチケットを買うことができました。
通常はいくつかコースが用意されており、片道利用や長時間コースも設定されているようですが、コロナの影響なのか、現在はレールが敷かれている約半分の地点のポンス港(봉수항)までの往復をするAコースのみの運用だそうです。
公式案内ではAコースの所要時間は1時間と案内されていますが、受付の人に聞いたところ所要時間は約40分、料金は21,000ウォン(約2,200円)でした。
チケット売り場は混雑していなかったのですが、乗車場では50人くらいの列ができていました。
ここに1人で来る人は珍しいのでしょうか、自分の順番が来て実際に乗り込む際に係りの人から話しかけられ、「1人で来たんですか!?今日は女性のお客さんで、1人で来た人がさっきもいらっしゃいましたよ!」と言われました。
スカイレールに乗り込むと中はこんな感じになっており、座って海を眺めながらゆったりすることができます。
車両間隔も十分に開いており、他人の目が気になることもなくかなり低速でゆっくり海岸沿いを進んで行きます。
素晴らしい眺めです!
海岸の形状に添って大きくカーブする場所もありました。
ポンス港停車場に回転装置があり、ここで折り返します。
同じ景色にはなるのですが、往路も復路もとても楽しい体験ができて大満足でした!
竹辺海岸スカイレールの情報 → 죽변해안스카이레일를 소개합니다. : 네이버 블로그 (naver.com)
ホテルの情報が気になる方は是非こちらもご覧下さい。
竹西楼
韓国内に存在する有形文化財で特に価値の高いものとされる「宝物第213号」に指定されている竹西楼という所を見学して来ました。
竹西楼には専用の駐車場があるのですが、この日は平日にも関わらず満車でした。
満車どころか、駐車スペースではない所にちょっとした隙間があればそこに駐車してしまおうという人が多く、韓国内ではそのようなことが当たり前に行われているのですが、そのちょっとした隙間すら全て埋まってしまっている状況でした。
この日はどうしようもなく、仕方ないのでちょっと離れた有料駐車場を利用しました。
あれだけ車が一杯に駐車されているのに敷地内に入ると観光客はほぼゼロ!
さすがにおかしいと思い観光案内所で事情を聞いてみると、韓国の社会問題の一つとして駐車場不足があり、周辺で商店をやっている人々や、周辺に勤めている人たちが普段からここの駐車場を利用しているそうです。
せっかく観光で訪れた人が駐車場を使えないなんて、どうにか対処してもらいたいものですね。。
ちなみに日本語のパンフレットもあったのでいただいて来ました。
パンフレットによれば、竹西楼は岩盤を利用した自然主義建築と川辺に建っているのが特徴だそうです。
靴を脱いで上がることもでき、中からは川の様子がよく見えました。
1266年以前に創建されたものと推定されており、多くの文化人の憧れの対象だったこともあり、王が作った詩等が掛けられています。
敷地内を見下ろした様子。
竹西楼の情報 → 죽서루 | 문화관광 > 삼척 죽서루(三陟竹西樓) (samcheok.go.kr)
湫岩圏域 燭台岩
東海市(동해시)で、その姿が燭台に似ていることから燭台岩と呼ばれるようになった、海にそびえる奇岩を見ることができる場所です。
周辺には奇岩をはじめ、吊り橋等いくつか見どころがあり見物して来ました。
実際に見てみるとけっこう迫力があり、国内観光として訪れて来る韓国人の方々も多いようです。
兄弟岩と呼ばれる奇岩も見ることができました。
「海岩亭」案内パンフレットによれば、江原道有形文化財63号で、三陟沈氏の始祖である沈東老が官職を捨て地方に行き、弟子を教えながら生活していた時に立てた東屋とあります。
ある程度歴史を学んで来た方が良さそうですね^^;
吊り橋の入り口はちょっとした写真スポットになっていました。
よく韓国内にあるどうしても渡るのが怖い感じの難易度の高い吊り橋ではありませんでした。
天気も良く、海もキレイで眺めが気持ちよかったです。
燭台岩の情報 → 동해관광 > 동해여행 > 주요관광지 > 추암해변, 촛대바위 (dh.go.kr)
泉谷黄金コウモリ洞窟
東海市にある洞窟。韓国内で都市部にある洞窟としては唯一のもので、4億年~5億年前の太古の神秘や様々な珍しい石が分布している天然の石灰石洞窟。
チケットを購入して、ヘルメットを着用するよう言われましたので、ヘルメットを着用していざ中に入って行きます。
ちょっとしたアクシデントがあり、チケットの記載人数と違うと入り口のおじさんに止められて、再度チケット販売所で手続きをし直しました。
1人で行ったのに2人分の支払いをしていたようで、返金の申請書を書きました。
住所や電話番号の記入等も求められたのですが、外国人観光客なので名前だけで許してもらいました。
最初はヘルメットだなんて大げさなと思ったのですが、天井が低い部分も多く何度も頭をぶつけました!これはヘルメットが必須ですね。
親指に形が似ている等、色々なところで解説板が設置されていました。
内部はかなり空いていて人がほとんどいませんでした。
盾に似た鍾乳石。
案外広く、全部見ると30分~40分くらい時間がかかりました。
泉谷黄金コウモリ洞窟の情報 → 천곡황금박쥐동굴 < 관리시설안내 < 동해시시설관리공단 (dhsisul.org)
トチェビゴル スカイバレー(도째비골 스카이밸리)
今日もけっこう観光したのですが、最後にもう一か所行って来ました。
「トチェビゴルスカイバレー」下から丘にそびえ立つスカイウォーク展望台が見えました。
入場チケットの販売所と上に登るエレベーターがある場所まできつめの坂を登って行くのですが、途中で鬼のオブジェがあり、この前で記念撮影している方が多かったです。
韓国の観光地に行くと、自動券売機の普及が進んでおりチケットの購入も楽に行えるのですが、東海岸では言語選択ができないものや、あっても英語と韓国語のみというところも多い気がします。
しかも故障中の場合や、海外発行のクレジットカードが使えない端末等が多く結局窓口で購入なんてこともあるのですが、ここでは購入することができました。
エレベーターで上まで上がると想像以上に高い場所だと感じました。
スカイウォークの先端部分は床がアクリルになっていて真下を眺めることができます。
喜んではしゃいでいる子供もいましたが、個人的には立っているだけでかなり怖かったです。
高いところが好きな方はおススメですね!
この日の観光を終え、少し距離は離れているのですが、平昌にあるインターコンチネンタルホテルに宿泊しました。
韓国東海岸旅行記その他も是非ご覧下さい。