韓国、平昌にあるインターコンチネンタル アルペンシアリゾート(インターコンチネンタルホテル平昌)に宿泊してきました。
ここに訪れる方がどのくらいいらっしゃるかはわかりませんが、何かのお役に立てばと思いブログに残しておきます。
どんなホテルなのか気になる方は是非ご覧になって見て下さい。
基本情報・アクセス
施設名 | インターコンチネンタル アルペンシア平昌リゾート |
住所等 | 대한민국 강원도 평창군 대관령면 솔봉로 325 TEL:82-33-3391225 |
客室数 | 238室 |
開業年 | 2010年 |
公式ホームページ | インターコンチネンタル平昌公式HP |
私は今回、レンタカーを借りて韓国東海岸沿いを観光するついでに訪れたのですが、ソウルからKTXで来ることもできるようです。
その場合、アルペンシアリゾートのKTX最寄り駅であるチンブ駅(진부역)から宿泊者専用(ただし団体客利用不可)の無料シャトルバスが2022年12月8日から1日2回、11:00からと15:00から運行されているようです。
KTXソウル駅からチンブ駅までのKTX乗車時間は1時間50分程度、チンブ駅からホテルまで無料シャトルバスで所要時間は20分弱、待ち時間を考慮しなければ2時間ちょっとでたどり着くことができますね。
かなり僻地にあると思ったのですが、案外交通の便は悪くないように思います。
到着~チェックイン
駐車場は無料、ホテル建物の地下部分が駐車場になっているので、駐車してエレベーターで1階に上がって行きます。
エレベーターを降りると、インターコンチネンタルホテルらしい、落ち着きがあり上質な空間になっているロビー階が現れます。
フロントにチェックインしたい旨と名前を申し出ると、インターコンチネンタルアンバサダー会員なので、専用スペースでチェックインさせていただきますとのこと。
ソファーに座りながら専用カウンターでチェックインすることができました。
今回3泊4日の予約のうち、1泊目がポイント宿泊。2泊目と3泊目はインターコンチネンタルアンバサダーのウィークエンド無料宿泊特典を利用というちょっと変則的な予約になってしまったのですが、予約が2つあることを申し出て確認してもらったところ、従業員の方からアップグレードに関する相談がありました。
1泊目は問題無くアップグレードできるが、2泊目と3泊目は週末のためアップグレードができないとのこと。
明日12:00までに一旦チェックアウトが必要になってしまうのですが、1泊目だけジュニアスイートルームにアップグレードして、2泊目と3泊目は予約通りのスタンダードルームに宿泊するか、3泊ともスタンダードルームにするかという内容でした。
ただし、いずれの場合もインターコンチネンタルアンバサダー特典のホテルクレジット20,000ウォンは1回だけ受け取れるとのこと。
もともと日中は観光に出かけようと思っていたので、私は1泊目だけでもジュニアスイートルームにアップグレードしてもらうことにしました。
今年の9月にダイヤモンド修行をしたので、ダイヤモンドメンバーのウェルカムアメニティの選択は朝食を選択しました。
チェックインは20代の女性スタッフが対応してくれたのですが、感じのいい接客でした。
滞在中にフロントのスタッフと何度かやり取りをする機会があったのですが、他の従業員の方も親切で感じがよく、翌日に部屋のチェンジをする時もきちんと状況が伝わっており、安心して滞在することができました。
その後、書類にサインしてルームキーを受け取りお部屋に向かいます。
インターコンチネンタルホテルとは言え、1万数千円くらいで宿泊できてしまうホテルなのであまり期待はしていなかったのですが、施設もスタッフも普通のインターコンチネンタルホテルと変わりないレベルで良いです!
ジュニアスイートルームの紹介
今回のジュニアスイートルームは402号室で、一番端っこに位置しています。
エレベーターからはそんなに離れてはいませんでしたが、もう一つ別の側のエレベーターホールがあって、そちらから乗ってしまうとかなり歩くことになります。
入り口ドアを開けると右側にリビングルーム、左側にバスルーム、奥に寝室が見えます。
103㎡とは言うものの、そこまで広い印象ではないのですが、快適に過ごせそうです!
リビングルームにはソファーローテーブル、テレビやコーヒーマシンが置かれていました。
私は見なかったのですが、小さいテレビなのでソファから少し距離があり見ずらいかもしれません。
テレビの横にコーヒーマシンがあったので滞在中3つ全部飲んじゃいました。
リビング側の窓を開けるとかなり小さいスペースですが外に出られるバルコニーが付いていました。
狭すぎて落ち着かずゆっくり座ってくつろぐという感じのものではない気がしますが、山の上に向かうリフトの様子が見えました。
テーブルの上に置かれていた袋の中身はご挨拶の手紙とミネラルウォーターでした。
真ん中にあるこの太くて大きい柱が無ければもっと広く感じるかもしれません。
奥の寝室。
室内もとても1万数千円で宿泊できるようなホテルには見えず、ちゃんとしたいつものインターコンチネンタルホテルです!
オットマン付きの一人掛けソファーとデスクもちゃんとあります。
デスクの上にはコーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶等のセットが置かれていました。
寝室にあるテレビも、リビングにあるテレビもサイズはやや小さめに感じました。
テレビボードの引き出しにはミニバーやアイスペール、電気ケトルが入っていました。
製氷機はホテル内を探したのですが見つからず、フロントに頼んだら部屋までアイスペールに入った氷を届けてくださいました。
部屋にあるアイスペールは何の意味があるのでしょうか。
冷蔵庫内は有料ですがけっこう色々入っていました。
寝室側の窓もわりと小さい窓で、分割して開けられるようになっている関係で枠が太く開放的な感じではないかもしれません。
正面の景色。
左側の景色。
右側の景色。
バスルームは広くて清潔感がありとても好印象でした。
トイレはウォシュレット無しタイプでしたが、シャワールームも別にあり使い勝手が良かったです。
浴槽付きはありがたいですね!
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ等はBYREDOで統一されていました。
最近は持ち帰りできないようになっている所が多いですよね。。
SDGsでアメニティの提供が無いホテルが増えましたが、こちらは歯ブラシを始め、色々なアメニティが揃っていました。
体重計とドライヤーはやや貧弱な印象を受けました(笑)
しかし、どれもきちんとしていて全体的にさすがインターコンチネンタルホテルという感じはしました。
後に泊まったスタンダードルームも部屋は狭くなりますが、全体的な感じはほとんど一緒でしたので快適に過ごすことができました!
レストランFLAVOURSでの朝食
ダイヤモンド会員のウェルカムギフトで朝食を選択したので39,000ウォン(約4,000円)相当の無料朝食も利用することができました。
さすがに朝食は良くないのかなと思っていたのですが、これも全く遜色ない内容でした。
滞在中に日本語を話せそうなスタッフは見かけなかったのですが、レストラン入り口の案内には「少々お待ちください。お席までご案内致します」と日本語表記がありました!
エッグステーションもあり、色々な食べ物が用意されていました。
野菜も新鮮で美味しく、サラダはおススメです。
韓国の食べ物が並んだコーナーもありました。
4種類のベリーミックスジュースは美味しかったので気に入りました。
そんなにたくさんは食べられないので、オムレツと一緒に焼き野菜やソーセージ、ベーコン。サラダとクロワッサンをいただきました。
サラダとキノコはどれを取って来ても本当に美味しく、毎日いただきました。
2日目も同じような内容でいただいたのですが、スクランブルエッグにしました。
唯一、パンはどれを食べてもサクサク感も味もイマイチだった気がしましたが、全体的には満足できる内容でした!
泊まってみた感想
韓国にあるインターコンチネンタルホテルに宿泊したのは今回が初めてだったのですが、行く前から妙に安いなと不思議に思っていました。
行った時にガッカリしないように、値段に見合った少し簡素なインターコンチネンタルホテルなのかなぁと自分に言い聞かせつつ訪れてみたのですが、そんなことは全然ありませんでした!
インターコンチネンタル平昌は他のインターコンチネンタルホテルと比較しても何の遜色もない立派なホテルです。
施設だけでなく、スタッフの対応もきちんとしたものでした。
今回はインターコンチネンタルアンバサダー特典のホテルクレジット20,000ウォンを使う機会がないまま最終日を迎え、そのままチェックアウトしようとしたのですが、チェックアウトの際にスタッフの方からクレジットが残っているのでミニバーの飲み物を持って帰ってはいかがですか?と提案がありました。
20,000ウォンと言ってもホテルのミニバーの飲み物は高いですから、数本のドリンクとミネラルウォーター程度のものにはなるのですが、お願いしたところすぐに準備してもらうことができました。
こういった対応もそうですし、会員の意向に添って、アップグレードの相談をちゃんとしてくれるところ等、スタッフの対応も素晴らしかったです。
こんなにいいホテルに週末も含め3泊も宿泊して支払った金額は187,000ウォン(約19,000円)+12,000ポイントだけというのは申し訳ない気持ちになります。
ちなみに先日から行われていたインターコンチネンタルアンバサーの入会、更新特典と、今回の支払いで溜まったポイント22,380ポイントが戻ってきました(笑)
主要な都市からのアクセスには多少時間はかかりますが、とにかく是非おススメしたいホテルです!