今回はすぐ近くに用事があったのでどうせなら近くのホテルに宿泊しようと思いHPCJのサイトから検索してみたところ、閑散期なのか料金が安くなっており宿泊することを決心しました。ちょうど3日前の午前中に宿泊を決めて予約を取りました。
コンラッド東京は以前にも宿泊したことがあるのですが、まだシティビューの部屋には宿泊したことがありませんでした。
基本的にはここコンラッド東京ではベイビューの眺めが良く、ベイビュールームが上級ルームの位置づけになっていますが、今回は宿泊したシティービューのお部屋の夜景の写真を掲載しておりますので、宿泊をご検討されている方のご参考にもしていただけると思います。
どうぞ最後までご覧になって見て下さい。
アップグレードの新システム
予約したのはツインルームシティビューです。そもそものアップグレードがあるのかどうかも当然気になるところですが、3日前にアップグレード可否が判明するという新システムがどのように適用になるのか興味がありました。
今回は火曜日の宿泊だったのですが、予約したのは直前の土曜日の午前中です。ヒルトンのアップグレードシステムが刷新されてからは初めての宿泊になり、アップグレードの運用がとても気になっていましたが、火曜日宿泊の直前土曜日午前中予約では新システムは適用されませんでした。
宿泊日の前日までアプリ上でアップグレードされず予約したままの部屋でウェブチェックインが可能な状態となり、選択できる部屋が70部屋くらい表示されましたが、宿泊日の前日夜11時過ぎにアプリ上で初めてツインエグゼクティブシティビューにアップグレードされました。
その後、選択できるエグゼクティブルームは複数存在しましたが2部屋から5部屋で時間帯によって増えたり減ったりしていました。自分で選択をせずアプリに任せると最上階である37階の部屋が選ばれていますがそのままウェブチェックインはしませんでした。
当日フロントでチェックインした際に結局アプリで表示されていた37階のツインエグゼクティブシティビューがアサインされました。お隣でチェックインしていた女性の方はシティビューからベイビューにアップグレードされたようで素直に声を上げて喜んでいました。
予約したツインルームシティビューとアップグレードされたツインエグゼクティブシティビューの価格差は11,861円でした。ダイヤモンドメンバーの場合もともとラウンジアクセスができるので違いは上層階になった程度になります。
レイトチェックアウトは13時までOKとのことでしたのでお願いしました。14時半頃にホテルに到着したのですが、37階のエグゼクティブラウンジのチェックイン待ちのお客さんが三組いるとのことでしたので今回は28階のフロントでチェックインしました。
前回宿泊した時もレイトチェックアウトは13時まででした。ヒルトン系はレイトチェックアウトは積極的には案内してくれないし、こちらから頼んだ時も毎度渋い印象です。
クリスマスが近いので装飾もそれらしくなっています。日中のレストランは宿泊客ではない方々もたくさんいてそれなりに混雑しているような感じがしました。
37階のエレベーターホールです。エレベーターは3基でボタンを押すとすぐに到着します。壁側の間接照明もいい感じでした。
エグゼクティブラウンジの隣の隣の部屋で、エレベーターホールに行くには毎度エグゼクティブラウンジを通過します。部屋にいるとたまに食器の音や人の話し声が聞こえてきました。
シティビューはすぐ目の前に3つ大きなビルがありますが、その中でも右側の電通ビルがコンラッド東京の入っているビルより大きく目立っています。
ツインエグゼクティブシティビューのお部屋紹介
コンラッド東京の客室の特徴は天井の高さと窓の大きさではないでしょうか。もともと48㎡の部屋は確かに広いですが、高い天井と大きな窓のおかげで実際の寸法よりも更に広く感じます。窓際のソファーでくつろぎながら外を眺めることもできます。
目の前にビルが立ち並ぶ眺めもなかなか良かったです。
クリスマスが近いからかクリスマス仕様のベアーが追加になっていました。
丸テーブルとチェアー。チェアーは上下の高さ調整が可能なタイプで座った時の体への負担が少なくかなり快適でした。リクライニングはできそうに見えて結局はできませんでした。
窓際の大きなソファーもゆったり足を伸ばして横になってもなお余裕があり快適でした。滞在中の主な居場所はここでした。
ボードの中にはお酒やグラス等いろいろな物が入っています。
コンラッドに宿泊すると皆さんも写真を撮ると思うのですが、このボックスはカッコいいですよね。奥に配線が通っていて照明が点灯しています。
ゴミ箱にも「CONRAD TOKYO」の文字が。それに気付いてしまうとビニール袋もせず直接ゴミを捨てるのは何となく気が引けます。
部屋側から見た浴室はガラス張りなので入浴時はシェードを降ろします。
浴槽とシャワー室は別になっています。
シャワーはマックスまで出すと体が痛いくらい水圧が強かったです。
アメニティはシャンハイタン。一番左の青いのはマウスウォッシュです。
シャワー室とトイレが扉付の別室です。トイレはウォシュレットになっていました。
タオル類とバスローブ。タオルは枚数がたくさんあり助かりました。
エグゼクティブラウンジの様子
少し部屋で休憩した後はエグゼクティブラウンジでアフタヌーンティーをいただきました。コンラッド東京のエグゼクティブラウンジは初めてです。エグゼクティブラウンジはシティビュー側とベイビュー側に分かれていました。
思っていたよりも空間としては狭く、宿泊者の数に対して対応しきれない部分があるのではないかと思いました。
2人用の窓側の席もいくつか設置されていました。
一昨年マニラのコンラッドに宿泊した時もエグゼクティブラウンジにはクロワッサンやスコーン、サンドイッチが置いてありました。こういう系はヒルトンのエグゼクティブラウンジではあまり見たことがありません。
無くなるとすぐ補充されていました。アフタヌーンティーの時にお子さん連れのご家族も何組かいらっしゃいました。また、年齢層が若いのには驚きました。20代~30代のお客さんが半数以上だったと思います。9割以上が日本人なのですが、一部で外国人の方もいらっしゃいました。
ベイビュー側よりもシティビュー側の方がやや広く、ビュッフェコーナーが設置されているのもシティビュー側です。カクテルタイムはどちらも満席で順番待ちのお客さんもいらっしゃいました。
浜離宮恩賜庭園
ホテルのすぐそばにある浜離宮恩賜庭園のにも行ってみました。入場料300円で中を自由に見て回ることができます。
どれだけゆっくり歩いても1時間くらいあればおおよそ見学できる内容だと思います。
庭園の池にビル群が映り込む様子は他ではなかなか見られるものではないと感激しました
庭園内は下が砂利で雨の後だったので少し靴が濡れてしまいましたがいい運動になりました。
妻が一緒に来れなかったため一人でカクテルタイムに行ったのですが、狭い空間のすぐ隣にまた別のお客さんが座っている等かなり窮屈な状態でした。仕切りのアクリル板は設置されているところと設置されていないところがあり、私とお隣さんの間は何もありませんでした。
夜のフロント階はほとんど人がおらず静かでした。
28階のフロントからエレベーターを乗り換えて出口の1階まで降りるエレベーターホール。
1階のホテル入り口を入ってすぐにあるオブジェ。かなりの存在感です。
エグゼクティブラウンジであまりゆっくりできなかったのですぐそばにあるファミマで買い物をして部屋に戻りました。平日でもこんなにエグゼクティブラウンジが混雑しているとは思いませんでした。
部屋からの夜景
夜の部屋からの眺めはこんな感じです。けっこう遅くまでお仕事されている方も多いのかなと思いました。
室内から見える景色はほぼビルで、窓を覗き込めば遠くが見えます。
手前に写っている大きなビルは電通ビルです。この日の天気は曇りでした。
レストランセリーズでの朝食
翌朝の朝食は28階のレストランセリーズでいただきました。エグゼクティブラウンジで朝食は食べられないようです。こちらのレストランもあまり広くは無いのでかなり混雑していました。
レストランで出されるコーヒーはマシンではなくドリップしたものを保温ポッドで保温し、スタッフが注いでくれました。エグゼクティブラウンジのコーヒーはマシンでした。
前回酷評したのですが、サラダの鮮度、素材、このあたりはやはり褒められるレベルではありません。。でも前回よりは少しは良かったような気はしました。
朝食後は13時までゆっくり部屋で過ごしました。
まとめ
コンラッド東京には2度目の宿泊でした。前回はベイビュー側の部屋、今回はシティビュー側の部屋、両方の宿泊をしてみた感想としては、やはりベイビュー側の部屋がおススメだと思いました。
シティビューとベイビューの価格差が宿泊日当日では約4,400円でしたが、そのくらいなら上乗せしてベイビューに宿泊するのもありだなと思いました。
受け入れられるかはわかりませんが、フロントで交渉してエグゼクティブでなくてもいいからベイビューに変更してもらう等の交渉をしてもよかったかもしれません。
エグゼクティブラウンジでのイブニングサービスやレストランセリーズでの朝食はいずれも会場の規模が小さいので平日宿泊だとしても混雑は避けられないこととして予め心構えをして行ったほうがいいと思いました。
次回チャンスがあればまた再訪したいなと思います。