この度、福岡を訪れる機会があり前々から利用してみたかったヒルトン福岡シーホークに宿泊して来ました。
今回はダイヤモンド会員特典のアップグレードもあり、かなり快適な滞在になりましたので記録しておきたいと思います。
どんなホテルなんだろうと気になっている方や、パノラミックスイートのお部屋が気になる方、ダイヤモンド会員のアップグレード等が気になる方に特に見ていただきたい内容になっています。
最後までご覧いただければヒルトン福岡シーホークの魅力がわかっていただけると思いますので是非よろしくお願いします。
ヒルトン福岡シーホークの基本情報・アクセス
| 名称 | ヒルトン福岡シーホーク |
| 住所等 | 〒810-8650 福岡県福岡市中央区地行浜2-2-3 TEL:092-844-8111 |
| 開業 | 2010年6月 |
| 客室数 | 1053室 |
| 駐車場 | 有り（1泊1,500円） |
今回私は博多駅の博多バスターミナルからバスに乗ってホテルに向かいました。
6番乗り場から行先306番に乗ります。
こちらのホテルは度々アクセスが悪いと言われがちですが、バスに乗ってしまえば15分程度でヒルトン福岡シーホークの目の前に到着します。
バス停からは徒歩1分なので重い荷物を持っていても苦にはならなかったです。
バスの本数もそれなりにあるのでアクセスに関して特に不便には感じませんでした。
バスの運賃は片道240円でした。
ホテル到着～チェックイン手続
それにしても大きいホテルです。
ホテル建物を先端から見るとこんなに細く鋭い！
フロントは4階にあるのでまずエレベーターで4階に上がる必要があります。
フロントがあるスペースも広くさすが大規模なホテルだなあと感じます。
到着が12時頃になってしまいましたので当然お部屋の準備がまだできていませんでした。
チェックインの手続きはその場で行い、休業中のエグゼクティブラウンジの代替として提供されている4階レストラン「シエラ」でお茶を出してもらいました。
フロントでのチェックイン手続は中堅の女性スタッフの方が対応して下さりましたが、かなり早めに到着してしまったにもかかわらずスマートにご対応いただきました。
少し休憩した後はホテル内の散策をするためにレストランを離れました。
こちらのホテルは建物がかなり特徴的で、4階のこのダイナミックな吹き抜けは代表的な部分の１つだと思います。
35階建てで客室があるのは6階～33階。今は休業中のエグゼクティブラウンジは33階にあります。
1階～5階は自由に見て回ることができるのですが、ほとんどが結婚式やイベント関連のホールでした。
色々な催し物が行われるのですね。
スタッフの方に声をかけたら見ていいとこのことだったので最上階のチャペルも見学して来ました！
眺めも良くすごく素敵なところでした。
14：00頃に部屋の準備ができたとのことでさっそく上に上がりたいと思います。
エレベーターは何か所かあり全体的な様子を把握できなかったのですが、こちらには6基のエレベーターがありました。
ギザギザしながら進み先端の方に向かって行きます。
この縄文土器みたいなものが置いてあるところまで来ればあとは突き当りに進むだけです。
やっと到着しました。先端部だけに一番遠い場所にあります。
20階で船の形の先端部分、2027号室です。
パノラミックスイートのお部屋紹介
まずドアを開けるとリビングルームとベッドルームを区切るちょうど真ん中の仕切りが見えます。
この時点では部屋の様子はまだよくわかりません。
左には絵が飾られていました。
中に進むとこんな感じで部屋が見えてきます。
右のカーテンが開いていて左のカーテンが閉じている理由はわかりません。
左側はリビングルームです。
右側はベッドルームです。
カーテンを開けるとだいぶ明るくなり部屋の印象も一気に変化します。
左側の景色。
右側の景色。
左側の窓際から撮った部屋の様子です。
右側の窓際から撮った部屋の様子です。
奥側から見た部屋の様子。
Paypayドームの屋根が見えます。
こちら側は街の様子がよく見えます。
この存在感が半端じゃない照明は何度か頭をぶつけました（笑）。
ソファーはくだびれ感はありますがクッションもあり快適です。
テーブルもちょうどよい高さです。
そしてリビング側の壁にはLG製の大画面テレビが掛けられていました。
リビングの棚にはネスプレッソマシンとカップが置いてありました。
下の棚には冷蔵庫と電気ケトル等。
冷蔵庫は全て有料です。
棚の横には空気清浄機が置いてありました。
ベッドルーム側にはクローゼットとデスクがありました。
クローゼットの中にはバスローブとスリッパ、アイロン、ハンガー等がありました。
デスクは使いませんでしたが無料のミネラルウォーター等が置かれていました。
このベッドに横になると、横になったままでも外の景色がしっかり見えます。
ベッドサイドにはスイッチ類があり、これで照明のオン・オフができます。
ただ、照明器具が多いのでここで全部の操作はできませんでした。
こちら側にもテレビがっ！リビングのテレビよりは小さかったです。
部屋からの夜景もとても綺麗でした。
上の写真はリビング側の夜景です。
寝室側の夜景。
上の写真は実際にベッドに横になった目線です。
この状態でこんな夜景が眺められるなんて凄くないですかっ！？
パノラミックスイートのビューバス
部屋の先端の方にちらっとバスルームが見えています。
部屋の中に足を踏み入れるともうこの時点でかなりワクワクします。
そして更に奥に進むと尋常じゃない解放感がっ！
320度の眺め！
先端に立って写真を撮るとこんな感じになります。
右側の景色。
左側の景色。
ここは本当に凄いです。
なぜかと言うと、浴槽に浸かった目線でちゃんと景色が見渡せるからです。
右側のちゃんと浴槽に浸かりながらの目線。
左側のちゃんと浴槽に浸かりながらの目線。
左右に電動カーテン開閉のボタンが付いています。
押すと全部電動で開閉します。
個人的には閉めちゃうのはもったいない気はしますが、見えてしまうこともあるかもしれませんので心配な方はご利用下さい。
任意の位置でストップすることもできますので、全開か全閉かではありません。
左右で独立していますので片側だけ閉めるのもOKです。
20階だと浴槽に入ってからなら周りから見られることはなさそうな感じに見えました。
夜になると夜景が素晴らしいです。
右側の夜景。
左側の夜景。
右側の夜景の浴槽に浸かった目線。
左側の夜景の浴槽に浸かった目線。
正面の夜景の浴槽に浸かった目線。
日中も夜も本当に素晴らしいビューバスを堪能できました。
ビューバスルーム内の他のものは洗面台とトイレとシャワー室がありました。
シャワーの水圧はちょっと弱かったです。
パノラミックビューバスの隅っこにひっそりあったトイレ。
レストランシアラでのカクテルタイムと朝食
収容人数が多いだけあって4階のレストランシアラもそれなりに大きいのですが、混雑時の受け入れが十分にできるのか疑問です。
シアラの手前にある赤いカーペットの一段低くなったところでエグゼクティブ宿泊客へのサービスが提供されていました。
カクテルタイムは17:00～19:00です。
それなりに混雑はしていましたが今日はまだ余裕がありました。
カクテルタイムに提供される食べ物の種類は豊富だと思いました。
アンチョビのソースをかけて食べる温野菜が一番気に入りました。
チーズパンんとアオサのフォカッチャ。
スープはミネストローネでした。
ほうれん草のお浸しとわさびとウニが乗った前菜。タコのトマトソース煮です。
最初は無かったのですが、後から並べられたエビチリとシュウマイです。
デザートにロールケーキもいただきました。
朝食時も場所は同じで、食べ物はレストランのビュッフェ台から好きな物を取ってきて食べます。
レストラン側は朝時間が遅かったのもあるかもしれませんが人が少なく空いていました。
これだけ広いのに10数組くらいしかいなかったと思います。
ただし、ビュッフェの内容は他のヒルトンホテルと比較するとやや見劣りする気もしました。
私は食べませんでしたが、発注後おにぎりを作ってくれるところもあるようです。
個人的に気に入ったのはお茶漬けです。
日常的に団体客も多く、高品質な物を大量に日々提供するというのは難しいのかもしれません。
エグゼクティブラウンジが復活したら朝食はどうなのでしょうか。気になるところです。
ダイヤモンド特典・アップグレードについて
最初は一番ベーシックなツインルームを選択し、支払い金額が18,679円（税サ込）で予約を取りました。
宿泊日の3日前になるとアップグレードのお知らせメールが届き、エグゼクティブツインにアップグレードされました。
これだけでもラッキーだと思っていたのですが、宿泊日の前日の夜に通知は無くアプリ上で再アップグレードが行われていました。
アプリを見るとエグゼクティブツインスイートにアップグレードされておりかなりテンションが上がりました！
エグゼクティブツインスイートの宿泊料金は77,411円（税サ込）だったので金額的にもかなりのアップグレードになります。
有償アップグレードの画面を見ると、エグゼクティブツインスイートが基準となりパノラミックスイートへの有償アップグレードが2,994円になっており、このくらいなら払ってもいいかなと一晩考えて宿泊日当日の午前中にリクエスト送信しました。
送信後1時間もかからずにアプリの表示がまた変化し、有償アップグレードでパノラミックスイートにアップグレード成功となりました。
最終的に支払った宿泊代金は21,673円（税サ込）ですが、本当であれば81,140円（税サ込）支払わなければ宿泊することができないパノラミックスイートに宿泊することができました。
ヒルトンアメックスのキャンペーンキャッシュバックで20,000円の利用をすると5,000円キャッシュバックの対象になりましたので、実質的には16,673円（税サ込）でパノラミックスイートに宿泊することができました。
こちらのヒルトン福岡シーホークでは、通常のお部屋のアップグレードや、朝食無料サービスに加えて、いくつかヒルトンオナーズのダイヤモンド会員の独自特典が用意されています。
駐車場無料(チェックアウト日の夜の12時まで！)と、7階にある岩風呂(通常は1人1,760円)が無料で利用できる特典は金額的にもインパクトがあると思います！
ヒルトン福岡シーホークまとめ
こちらのホテルは客室数が1053室と規模がかなり大きくPaypayドームで野球の試合やイベント等がある時はかなり込み合うようです。
私は今回何にもない日に宿泊したので人は少なく、無事お部屋もアップグレードされ満足度の高い滞在となりました。
どうしてもでない限りはPaypayドームで何もない日に宿泊日を調整して行かれることをおすすめしたいです。
フロントデスクの方とお話する機会があったのですが、場合によってはチェックインの大行列も起こるそうです。
今回アサインされたのは20階のパノラミックスイートで先端部分がビューバスになっているタイプでした。
パノラミックスイートでも先端が部屋になっているタイプもあるようですので、お部屋先端のビューバスが必須であればホテル側に確認や相談するのが良いと思います。
また、階層についても低層階のパノラミックスイートだとだいぶビューバスから見える景色の印象が変わってしまう可能性もありますので注意が必要だと思います。
私が今回宿泊した20階のパノラミックスイートはそのあたりは全く問題ありませんでした。
あとお天気も気になりますよね。
私が宿泊した日はあいにくの曇りでしたが景色を楽しむという意味でも全く問題なく楽しめましたが、たまに晴れると更に素敵な感じでした。
でも晴れ過ぎると暑いと思います。日中にお風呂を楽しむ意味では曇りがいいかもしれません。
部屋の素晴らしさに気を取られカクテルタイムを失念しそうになりました。
皆さんも気を付けて下さい！
最後までご覧いただきありがとうございました。
