今回は石垣島を観光する機会がありその際にルートイングランティア石垣を利用したので、温泉大浴場や朝食の様子等、こちらのブログでご紹介させていただければと思います。
石垣島を訪れるのは初めてなので石垣島での宿選びにいろいろ迷い決めるまでに時間がかかり、全然タイプが違うのですが一時はANAインターコンチネンタル石垣リゾートとも大分迷いました。
最終的に今回はホテルステイよりは観光優先、でもドミトリーは嫌だなと思い安定のルートイングループのホテルに決めたのですが、同じように石垣島のホテル選びで迷う方々もたくさんいらっしゃることと思います。
石垣港離島ターミナル近くのホテルを探していらっしゃる方や、安く泊まれるホテルを探していらっしゃる方の参考になればと思い以下でご案内しますので是非ご覧になって下さい。
ルートイングランティア石垣のアクセス・駐車場情報
| 名称 | ルートイングランティア石垣 |
| 住所等 | 〒907-0014 沖縄県石垣市新栄町21 TEL:050-5846-0361 |
| 開業 | 本館：2001年3月 東館：2007年3月 |
| 客室数 | 本館：112室 東館：80室 |
| 駐車場 | 本館：15台 東館：13台 合計28台分有り（無料） |
ルートイングランティア石垣は新石垣空港から石垣島の南側に位置しており、新石垣空港から車でアクセスすると道のりで約17km、時間にすると約30分になります。
新石垣空港からルートイングランティア石垣へのアクセスはもちろん、島内の観光にもおススメなのがレンタカーになります。
ルートイングランティア石垣には無料駐車場も付いています。
駐車場は各地に散らばっているのですがいずれにしてもすぐそばにあります。
本館のすぐ目の前は5台のスペースのうち2台が電気自動車の充電器付きでした。
石垣島から更に離島へアクセスする場合は石垣港離島ターミナルから船に乗るのですが、その離島ターミナルも徒歩圏内の場所に位置しているところが利点です。
ルートイングランティア石垣から石垣港離島ターミナルへは距離で約900m、時間にすると約11分。荷物を持っていたり等で歩く速度には個人差がありますので15分くらいは見ておいたほうがいいでしょう。
また、離島メインで観光されるご予定の方はレンタカーを借りずに新石垣空港からルートイングランティア石垣まで送迎のシャトルバスが運行しておりますのでそちらを利用すると便利です。
私が利用した時は前日夜8時までにホテルフロントに電話にて予約をするという方法だったのですが、時刻表や予約方法についてはけっこう変化するみたいですので必ず最新の情報を確認するように注意して下さい。
2022年7月からは2日前までにインターネットでのweb予約になったようです。
➡ ルートイングランティア石垣公式ホームページ・アクセス上のリンクからホテルルートイングランティア公式ホームページのアクセス案内ページに移動し、下の方にスクロールしていくと送迎シャトルバスの「通常時時刻表」と書いてあるところからPDFファイルで時刻表を開くことができます。
更に一番左下にある「送迎バス予約はこちら」をクリックすると予約画面に移動します。
ホテル到着～チェックイン
私は14：00新石垣空港発のシャトルバスを利用してルートイングランティア石垣まで移動しました。
送迎シャトルバスに乗車していた人は多かったのですが、どうやら他のホテルとも共同運行しているようで、ここで降りたのは私を入れて2人だけでした。
左側の建物がルートイングランティア石垣本館、右側の建物が東館です。
今回私が宿泊するのは左側の本館です。
外観は普通のルートインホテルと比べても何が違うのかわかりませんね。
14:30頃到着してすぐにフロントでチェックイン手続きをしたので、本来のチェックイン時間よりも30分くらい早いチェックインとなりました。
チェックイン時の説明はかなり丁寧で、いままで数多くのルートインホテルに泊まって来た経験がある中で一番良かったです。
観光地に行った時にいつも思うのですが、観光業に付随する業務としてサービス業的なことをやっている業者が多く、訪れてくれた人を第一に考えるような姿勢が感じられないことが多いのですが・・・、石垣島の観光業に従事している方々は特に意識している様子はないのですが、接客時の感じがいいですね。歓迎してくれている印象を受けます。
説明を受けて鍵を受け取り早速お部屋に向かいます。
こちらの本館は2階～7階が客室で112室あるのですが、エレベーターは1基のみの運用です。
案の定、朝の混雑する時間帯は全階に停止する等かなり不便でした。全階に停止するというのはデパートのエレベーターではよく見られる光景ですが、ホテルに宿泊した際には経験したことがなく衝撃的でした。
私は今回3階のツインルームのお部屋に宿泊します。
久しぶりに公式HPからの予約ではなく、だいぶ安くなっていたtrip.comから予約を取りました。
ただし喫煙ルームです。臭いはあまり気になりませんでしたが。
廊下には所々に除湿器が設置されており、湿度の高さを物語っていますね。ちなみにこの日の湿度は84%でした。
お部屋の鍵はカードキーではなく回して開ける本当の鍵です！
お部屋の位置は上記のようになっています。
本館ツインルームのお部屋ご紹介
ドアを開けるともう普通のルートインホテルの部屋が見えてきます。
鍵はカードキーではなく差し込んで回すタイプ。
更に部屋に入ったら所定の位置に差し込むと電気がオンになります。
直近ではいつかはわからないのですがちゃんとリニューアルされている感じで古さは感じません。
真っ白な壁と茶色い壁とが合わさってだいぶ落ち着いた印象です。
部屋の広さは公式ホームページにも記載されていないので正確にはわかりませんが20㎡くらいでしょうか。
シングルベッドが2台。
ベッドの間には照明のスイッチと電源とUSBが。
浴室の電気は連動してませんので別途操作する必要があります。
ベッド以外の物は壁際に揃っています。
まぁ、普通のビジネスホテルですね。
ちょっとごちゃごちゃして見えますがデスクの上とサイドボードにいろいろなものが置かれていました。
これらが整然と並べられていました。
リモコンの揃え方とかビシッとしててかなり好感が持てます！
デスクの隅にはLANケーブルとコンセントの差込口があって、コンセントの差込口は１つ空気清浄機で使われていました。
空気清浄機はシャープ製のプラズマクラスター機能付きです。
寝巻とタオル類。タオルはもう１セット浴室に置いてありました。
ドライヤーはパナソニックのよくあるやつです。
テレビは32型の三菱製で、これは本当に普通のテレビでホテル案内やyoutube等は見られないタイプです。
椅子もよくルートインホテルにあるやつと同じです。
冷蔵庫は温度の調整ができるタイプで冷凍機能付き。
最大にすると冷蔵スペースでも凍るほどしっかり冷えます。
トイレ・バス一緒の浴室もそこまで古さは感じられなかったです。
特にウォシュレット便座はピカピカのものに交換されていました。
大浴場があるので使用頻度が低いのかもしれません。
私は使いませんでしたが浴槽は小さめでした。
シャワーも使わなかったので水圧がどうかはわかりません。
洗面台と浴槽はツヤがなくなってしまっていましたがきちんと清掃はされていました。
汚いという印象は受けませんでした。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープは一通り揃っています。
アメニティは歯ブラシ、カミソリ、くし、綿棒、ボディタオルが2セット置いてありました。
部屋からの景色は3階なので周辺の家々が見えるだけでした。
窓は右側の端っこが少し開くタイプで喚起するのに便利でした。
正面の景色。
左側の景色。
右側の景色。
真下はルートインのテラスと駐車場が見えます。
上層階で逆側のお部屋だともう少し違った景色が見えるかもしれません。
温泉大浴場
ルートイン共通の特徴と言えば温泉大浴場です！
ルートイン最大の強み、温泉大浴場はここルートイングランティア石垣島でも例外ではありません。
利用時間は15:00～26:00、5:00～10:00までです。
脱衣所は案外狭かったのですが客室数もそれほど多くないので満員になることはありませんでした。
ただし、貸しきりのようになることは一度もありませんでした。
常に２～３人くらいいる感じですかね。
洗面台は3つありました。
こちらにもカミソリが置かれていましたので部屋から持って来なくても大丈夫です。
浴室内にはシェービングクリームも置いてありました。
洗い場は9人分くらいありました。
浴槽は二つあって、露天風呂というわけではないのですが簡易的な屋根が付いた側に一つ。
やはり内湯とは違ってちょっと外の空気を吸いながら入れるような感じで気持ち良かったです。
お湯は少しぬるめな感じがしましたが、たまに一気に熱いお湯が流れ込んで来ると一気に温度が高まりました。
完全な室内に一つちょっと狭めの浴槽がありました。
ルートイングランティア石垣のその他の部分
フロント階には朝食会場と休憩するテーブル椅子、ルートインホテルのパンフレットや観光案内が置かれていました。
ここでくつろいでいる人もよく見かけました。
ルートインホテルは全国にたくさんありますよね。
裏側にもラックがあってちょっとした観光案内とか公式キャラクターのぬいぐるみが飾ってありました。
ルートインホテルの公式キャラクターは左側のルートン君です。ポンタは提携キャラです。
実は私もどこかのルートインホテルで購入したこれと全く同じルートン君のぬいぐるみを持っています。
ちょっと大きめのもありましたが、これは初めて見ました！
預かった荷物等けっこうゴタゴタ置かれていました。
電子レンジとコピー機もありました。
奥の方にはコインランドリーがあり、洗濯は1回200円、乾燥は30分100円で洗剤は自動で投入はされないのですが無料の洗剤がそばに置いてありました。
近くでプロ野球の合宿があるのでしょうか？
千葉ロッテマリーンズの選手たちのサイン集が飾ってありました。
ロビーを出るとすぐテラスでそこにもいつくかテーブルと椅子が置かれていました。
灰皿も置かれておりここでたばこを吸っている人もいらっしゃいました。
雨が降っても大丈夫なように傘の貸し出しも用意されていました。
すぐ隣の東館から来ると本館入り口の案内があります。
駐車場は各地に散らばっているのですがいずれにしてもすぐそばにあります。
本館のすぐ目の前は5台のスペースのうち2台が電気自動車の充電器付きでした。
ホテルの目の前にはファミリーマートがあるので重宝しました。
ルートイングランティア石垣の朝食
こちらのルートイングランティア石垣では本館と東館でそれぞれ朝食会場が用意されておりどちらか一方を利用することができます。連泊であれば日替わりで本館と東館を両方利用することもできます。
朝食の内容と時間帯が少し違うため自分の好みに合った方を選ばれるといいと思います。
本館の方は6:30～9:30まで和洋のルートインホテルの朝食に琉の要素が加わったバイキングで朝からしっかり朝食を取りたい方はこちらがいいかもしれません。
東館は6:00～8:00まで。本館よりも早く始まって早く終わるという感じです。内容はコンチネンタルブレックファストなので朝早く出発したい方はこちらで軽く済ませるという使い方ができると思います。
入り口で検温と消毒を済ませビニール手袋をしてビュッフェを利用します。
普通のルートインホテルの朝食より料理の種類が少ないかなと感じました。
その代わりに数種類沖縄に関する料理が加わった程度の内容ですが一つ一つの品質は決してレベルが高いというわけではないですね・・・。
混雑状況はそれなりですが席にはまだ余裕があるといった感じでした。
八重山ソース焼きそば。
チキンのチリソース。ゴーヤチャンプル。大根イリチ。
紫芋コロッケもあり、これらの沖縄料理シリーズは日替わりで翌日はまた違ったものが用意されていました。
2日目はパパイヤチャンプルとポーク、アーサ入りだし巻き卵、クーブイリチ、しま豆腐が用意されていました。
デザートにヨーグルトもいただきました。
特別に美味しいというわけではないのですが、せっかく来たのにあまり時間がない人にとってはここである程度沖縄の料理も食べられるので良いのではないかと思います。
今回私は連泊だったため東館の朝食も利用してみました。
会場の広さはほぼ同じくらいなのですが、東館の方がやや広い印象を受けました。
利用時間も短くコンチネンタルブレックファストのためかなりすいていましたので静かに朝食をいただくことができ個人的にはこちらの方が好みです。
7:30頃に行ったのですが利用者は私を含めて2人だけでした。
パンの種類は本館の朝食より豊富で卵焼きの他に東館ではゆでたまごが用意されていました。また、念のためスタッフの方に聞いたのですが、和食は一切置いて無いので箸すらありませんでした。
本館には無かったフルーツとミニケーキを見つけたのでいただきました。
沖縄産のシークワーサージャムとたんかんジャムが置いてありました。
パンに付けていただきましたが酸味と多少の苦みがあり美味しかったです。
まとめ
石垣島に来ると様々なタイプの宿があり、またその価格帯も様々です。
お部屋内から綺麗な海を見渡せる立派なリゾートホテルですと当然価格が高く、寝泊りするだけのドミトリーだと快適な滞在というわけにはいかないかもしれませんが安く泊まれます。
ルートイングランティア石垣はここ石垣島では中間的な存在ではないかと思います。
石垣島には宿泊施設はたくさんあるのですが、温泉や大浴場が付いた宿は極めて少ないという現状を踏まえると、そこに利用価値を見出すこともできると思います。
費用は当然安い方がいいが極端に安くなくてもいいからある程度の快適性を求める場合で、更に大浴場を希望する場合、せっかく遊びに行ったのに宿でがっかりしたくない等の考えをお持ちの方にとっては利用価値が高いと思いました。
石垣島へのご旅行の際に参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
