定山渓ビューホテル 宿泊記【名称通りの最高の眺望!】冬の定山渓に宿泊してみた

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新千歳空港でレンタカーを借りて冬の定山渓に!

定山渓にあるホテルや旅館の中で最も安価な部類に入るホテル、定山渓ビューホテルに宿泊してみました!

定山渓ビューホテルの基本情報・アクセス・駐車場

名称定山渓ビューホテル
住所等〒061-2302
北海道札幌市南区定山渓温泉東2丁目
TEL:011-598-3339
開業年本館1985年
新館1996年
客室数647室
公式サイト公式ホームページ

新千歳空港に到着し、到着ロビーからレンタカー屋さんに連絡を入れたところ10分程でお迎えの1BOXカーが到着しました。

そこから車で移動し、レンタカーを借りて定山渓ビューホテルまで向かいました。

この日は晴れていましたが周辺は雪が積もり、滑りやすい状態でしたので、車での移動は距離70km弱、一般道利用ですと2時間くらいと思ったよりも時間がかかってしまいました。

ちなみに定山渓ビューホテルの駐車場は無料です。

定山渓ビューホテルにチェックイン!

ようやくたどり着いた定山渓ビューホテル!

駐車場は地上の平置き駐車場、立体駐車場、地下駐車場と3種類があり、積雪が心配だったので私は地下の駐車場に駐車しました。

階段を登りホテルエントランスを入ります。

雪の付いた靴で大勢の人が出入りするため床が濡れてしまうのですが、スタッフの方が頻繁にモップがけを行っており、床は常にキレイな状態に保たれていました。

大規模なホテルなので、ロビーフロアも広く、一角には売店もありました。

この写真はちょっと後に撮ったものなのですが、14時ちょうどくらいに到着した際はチェックイン待ちの列が出来ていました。

少し早く行ってもチェックインの手続きは先にしてもらえるようで、館内にはチェックイン手続き済でカギの引き渡しのみでお待ちのお客さんは14時ちょうどにカギをお渡ししますと館内放送が流れていました。

今回私は新館のお部屋を予約しましたので、フロントから奥の方に進み新館のエレベーターに乗って上に上がります。

こちらのホテルは最上階が16階で、今日は7階のお部屋をご用意いただきました。

廊下は高級感があり、少し湾曲した建物になっているので先の方が見えなくなっています。

今回宿泊するのは新館の754号室、洋室ツインです。

エレベーターから近い部屋だったので移動が楽でした。

定山渓ビューホテルのお部屋紹介(新館洋室ツイン)

ドアを開けると一番目を引くのが天井部分の独特なシャンデリアです!

これは凄いですね!

新館の開業年は1996年と、27年も経過しているのですが室内はそれほど劣化は感じられません。

窓側から撮った写真。

ベッド側から撮った写真。

窓も大きく、手前にくつろげるテーブル椅子セットがあるので、ここでゆっくり景色を眺めることができます。

外は雪の積もった山が見渡せます。

正面の景色。

右側の景色。

左側の景色。

さすが名称がビューホテルというだけのことはあって、眺めは素晴らしいです!

夜は真っ暗なのかと思っていたのですが、周辺の街灯でそれなりの景色が見えました。

正面の夜景。

右側の夜景。

左側の夜景。

部屋内にはデスクもありました。

デスクの上には電気ケトルとウェルカムクッキーが置いてありました。

デスクの横の棚。

グラスやお茶が置いてあるだけなのですが、ディスプレイ的にも一味違いますね。

下は冷蔵庫なのですが、開けると2Lの水のペットボトルが横たわっていました。

これは無料のミネラルウォーターで、なんと翌日も新品が補充されていました。

テレビはやや古そうな仕様で、下のボードも傷が目立ちます。

引き出しの中身は空でした。

部屋入り口を入ったところすぐはクローゼットになっています。

館内着やタオル、温泉に行く際に使える手提げバッグ等が入っていました。

浴室はバス・トイレが一緒になっており、こんな感じになっています。

温泉があるので浴槽は使いませんでした。

浴槽もシャワーも、全体的に古さが感じられます。

浴槽側から撮った写真。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープは一通り揃っていました。

いかにも年季を感じさせるドライヤー。時代が違いますね!

定山渓ビューホテルの温泉大浴場

温泉大浴場は2か所あり、それぞれ本館の地下と、新館の16階にあります。

新館16階の大浴場から屋上の展望露天風呂は階段で繋がっており、時間帯によって行くことができたり、できなかったりします。

ややこしい話なのですが、全部のお風呂を利用するためには、最低3回入らなければならず、新館の屋上露天風呂に入れない時間帯に新館16階の大浴場に行ってしまうと、再度訪問が必要になりますので最低4回入らなければ全部のお風呂に入れないことになります。

本館の地下大浴場は時間帯で男女が入れ替わります。

新館の16階は男女の大浴場が固定で入替はないのですが、屋上の展望露天風呂は時間帯により男女が入替になります。

新館16階大浴場「星天」の入り口。

こちらはそれほど広くないのですが、16階から眺める周辺の雪山が見渡せ、まさにビューホテルという感じです!

全般に言えることなのですが、温泉の湯気やガラスの汚れ、曇り等でせっかくの景色が見えないまま入浴しなければならない残念な展望風呂がほとんどですが、ここはガラスもキレイで曇らずに、温泉に入りながらしっかりと景色を楽しむことができました!

屋上の露天風呂は曇ったガラスのせいで、天気が良い日に限り遠くの山の頂上付近だけがキレイに見えます。

個人的には屋上よりも、16階の内風呂がおススメです!

本館地下には他にプール施設のラグーン・スパが併設されています。

何度か横を通ったのですが、ホテルの宿泊者が多い割に利用者は少ないように感じました。

本館地下の大浴場「湯酔郷」入り口。

こちらは面積が広く、露天風呂は屋根付きなので雪によって髪の毛がコチコチに凍ることなく長時間入っていても大丈夫です。

すぐそばは川が流れ、雪景色と合わさって素晴らしい眺めでした!まさにビューホテル!

素晴らしかったので、それぞれ2回ずつくらい入ってしまいました。

定山渓ビューホテル ロイヤルグランシャリオでのディナーブュッフェ、朝食ビュッフェ

朝食、夕食は新館1階のレストラン、ロイヤル・グラン・シャリオでいただきます。

このロイヤルグランシャリオのダイナミックな眺望はなかなか他では味わえないのではないでしょうか。

夕食は曜日によって、又は混雑具合によって開始時間が異なるようです。私が利用した日はおそらく混雑していたため、入場は17:30からの開始で入場締め切りは18:00となっていました。

30分の間に全員が入場しなければならず、もともと混んでいる状況で、お客さんが一斉に食事することになりますので、さらに拍車がかかりますね。

ビュッフェ台は食べ物を取ろうと思っても完全に人で覆われていて、列に割り込むのは容易ではありませんでした。

お客さんが同じ時間に一斉に食事を済ませてくれたらホテル側にとっては効率がいいのかもしれませんが、利用客にしたら不便ですよね。

運用方法に関しては少し不満が残ります。

ビュッフェの内容に関しては、エビの刺身と、鰤の刺身、ステーキや天ぷら等が代表的な人気メニューのようです。

2泊したのですが、翌日はステーキがローストビーフに変わっていました。

刺身は美味しかったですね。ただ、エビの皮を自分でむく作業が面倒でした。

ステーキはステーキ用の肉ではない薄っぺらい肉をステーキにしているような印象です。

翌日のローストビーフは肉厚で食べ応えがありました。

60種類のビュッフェになっているようですが、到底全ての料理を食べることは不可能です。

そんなにたくさんは食べられないのですが、少しずつ取って来てなるべく多くの種類をいただくようにしてみました。

めばるの味噌だれ焼き(左)とホッキ貝と滋姑くわいのハニーマスタード和え(右)。

ゆりね豆腐葉山葵わさびの泡かけ(左)、ひとくちロールキャベツ(右)。

イカのウニ和え(左)、白身魚のチリソース(右)。

ジャンバラヤ(左)、たこ焼き(右)。

ローストチキン(左)、からあげとポテト(右)。

デザートにケーキも4種類いただきました。

クレープケーキ、ショートケーキ、シューラスクキャラメルソース、チョコレートケーキです。

デザートで終わるつもりだったのですが、甘いものを食べたらしょっぱいものが食べたくなり、最後にラーメンを食べてしまいました(笑)。

土曜日ではなく日曜日の宿泊だったのですが、夕食会場は本当に人が多く大盛況でした。

前日の夕食を食べ過ぎてしまい、朝食はあまり食欲がなかったので、少なめにいただきました。

朝食の目玉は何と言ってもいくら丼!

前日の夕食では皮をむくのが面倒だった甘エビの刺身は、朝食では皮がむかれて提供されていました。

どこのホテルでもあれば必ず食べる納豆と温泉卵のセット。

朝はフレンチトーストがあったのでコーヒーと一緒にいただきました。

カフェ サンリバー

ホテルのロビー階に眺めの良いカフェがあったので利用してみました。

有料のカフェなのでお客さんが少なく落ち着いた雰囲気です。

朝食会場と同じく雪に覆われた山々を見渡しながらお茶を飲むことができます。

蟹のトマトクリームパスタとコーヒーのセット1,400円(税サ込)を注文しました。

人が少なくゆったりとした気分になれるので1時間半くらいここでくつろいでしまいました。

やっぱりここのホテルはビューがいいですね!

宿泊した感想

冒頭にも述べましたが、定山渓ビューホテルはこの近辺での最安クラスのホテルです。

そのため、あまり過度な期待はせずに訪れたのですが、おススメできるホテルだと思いました。

特にビューホテルと名乗るだけあって、部屋からの眺望や温泉からの眺望はもちろん、カフェや食事会場からの眺めも大変素晴らしかったです。

雪が積もった風景がより雰囲気を高めるのかもしれませんね。

寒い地区になりますので、暖房は完備しているのですが、館内移動時はエレベーター内等で少し寒い場所がありました。

また、混雑状況によっては夕食、朝食時のビュッフェ利用に関して少し不満点がありました。

しかし、1万円ちょっとで2食付きでこのホテルに泊まれるなら是非また訪れたいと思いました。

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