ホテルルートインコート上野原宿泊記

山梨県上野原市にあるホテルルートインコートに宿泊する機会がありましたので記録を残しておきたいと思いブログに書きました。

ホテルルートインコート上野原がどんなホテルなのか、宿泊する前にざっくり確認しておきたい方や、これから宿泊してみようか検討されている方に見ていただけると少しは参考になると思います。

基本情報・アクセス・駐車場

車でのアクセスする方が多いかと思いますが、中央自動車道の上野原ICから出て2km弱になりますので、高速を降りてから数分でたどり着くことができます。

電車でのアクセスの場合は最寄り駅であるJR中央本線の上野原駅からアクセスすることになり、公式ホームページの案内によれば、徒歩で17分とのことです。

徒歩・車での複数のアクセス方法に関して、公式ホームページに案内がされていますので事前に確認されたい方は下のリンクからご確認下さい。

アクセス・駐車場｜ホテルルートインコート上野原｜ビジネスホテルの宿泊予約サイト (route-inn.co.jp)

なお、駐車場は32台分のスペースがあるようですが、先着順になっているそうです。

65室に対して32台の駐車場はちょっと少ないように思いますが、実際に行ってみるとかなりゆとりのスペースがありました。

もう少し整理すればあと10台くらいは駐車可能な気がしますが、今までもこれで対応できているなら問題無いのでしょう。

端の方に電気自動車専用のスペースと、普通充電器も設置されていました。

部屋ラインナップ

1990年代に開業したホテルだけあって客室の半分は喫煙室という、今となっては少数派な存在ですね。禁煙室が33室、喫煙室が32室で合計65室になります。

シングルにA、B、Cと3種類のラインナップがあるのですが、国道側のお部屋がシングルB、1階のお部屋がシングルC、それ以外のお部屋がシングルAとなっているようです。

シングルルームのそれぞれ部屋の広さは公式ホームページにも記載が無く不明なのですが、ベッドサイズは幅120cm×長さ196cmで統一されており、ビジネスホテルとしてはベッド幅がやや広めになっていますので快適に休むことができます。

ちなみにダブルルームのベッドは幅140cm、長さ196cm。ツインルームの各ベッドは幅110cm、長さ196cmとなっています。

到着～チェックイン

65室と規模が小さいホテルなので建物も小さく、よく見ていないと危うく通り過ぎてしまいそうです。

ホテル外観は所々、黒ずんでおり年季を感じます。

入り口ドアは手動！

15:00ちょっと前にチェックインで中に入りましたが、すぐに対応してもらえました。

私と同時に別のお客さんがもう1人いらっしゃって、更に後からもう1人の方が入って来ましたが、チェックインカウンターは2人体制になりますので、後から入って来たもう一人の方は少しの間並ぶことになりました。

全国旅行支援の適用で身分証明書の確認とワクチン接種証明の確認を済ませ、やまなしグリーン・ゾーン旅割のクーポン券を受け取りました。

チェックイン時に注意事項として説明されたことは、ルームキーがカードではなく、普通の鍵になっていて、部屋から出る際は自動ロックにはならないのでその都度鍵で閉めるようにということでした。

こちらのホテルはエレベーターは1基のみです。

今回宿泊するのは5階のシングルルームAになります。

部屋の扉は鉄製で、所々に塗装剥がれもあり、更に鍵穴が付いているのを見ると旧型感を感じますね。

部屋の位置はこんな感じで、窓の向きは北西を向いています。

廊下を挟んで逆側の部屋は南東向きになると思います。

シングルルームAのお部屋

ドアを開けるとごく普通のルートインホテルっぽい感じで奥の方のデスクが目に入ります。

全体的にはこんな感じで、広さは不明ですが14㎡くらいでしょうか。

今回は禁煙ルームに空きが無かったので喫煙ルームになりましたが、壁の黄ばみが少し目立ちます。

デスク上の照明もかなり黄ばみが激しかったですが、25年も経過しているので何度かリニューアルはされていると思われます。

壁には花瓶に入った花の絵が飾ってありました。

ベッドは幅120cmあるのでシングルのお部屋にしては少しワイドです。

ベッド側からデスクを見た写真。

テレビはシャープ製の32型で、ホテル案内が見れるタイプです。

照明は調光タイプでリモコンが付いていました。

その他デスクの上には成田～サイパンの航空機とグランヴィオリゾートサイパンの宿泊がセットになったパッケージ商品の案内。

それとレストランのテイクアウトメニューが置いてありました。

引き出しにはランドリーバッグとドライヤー。

デスクの右下には冷蔵庫が設置されていましたが、最初は冷えていないのでスイッチを入れる必要があります。

冷蔵庫の上にはカップ、グラス、紅茶とお茶が用意されていました。

午後でも日差しが少し入ってくる窓からは遠くの山々が見えました。

高い建物も無く、遠くまで見えるので景色はいい方だと思います。

左側の景色。

右側の景色。

バス・トイレは一緒で壁の黒ずみが目立ちます。

ただ、ウォシュレットは最近交換されているのかまだ光沢感が残っていました。

浴槽側から撮った写真。

浴槽は小さく、やや深めです。

このタイプは初めて見た気がしますが、シャワーはスリムなタイプ。

ハンドウォッシュ、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーはルートイン共通のものです。

入り口ドア付近には鏡と靴ベラ、扉のないクローゼットがありました。

スリッパは2種類で、使い捨てのタイプも用意されていました。

他のルートインホテルとちょっと違った点としては、これは初めて見たのですが、非常灯が防災用ランタンになっていました。

部屋は全体的に古さは感じますが1泊するくらいなら何も問題は無いかと思います。

ホテルその他の部分

1階の奥の方にコインランドリー、喫煙コーナー、自販機、電子レンジがあるのですが、こちらはキレイにリニューアルされていました。

部屋の古さとは違ってここだけはキレイで落ち着いた空間です。

自販機はコークオンアプリ対応で、支払いも各種電子マネーやコークオンPAYも利用可能でした。

洗濯機と乾燥機の数もホテルの規模にしては数が多いですね。

洗濯機の隣には製氷機が設置されていました。

この休憩スペースも新しくていい感じです。

大浴場の定員はそれぞれ男性5名、女性2名と書かれていました。

部屋にあるテレビから混雑状況が確認できるのですが、「余裕有り」「やや混雑」としか案内されないので現状何人が入っているかは確認不可能です。

利用可能な時間はチャックイン当日15:00～2:00、翌朝5:00～10:00です。

フロントの目の前はちょっとしたスペースになっていて、レストランの入り口やコーヒーマシン、ソファ等が置かれていました。

ルートイン共通のコーヒーマシン。

公式キャラクターのルートン君と、提携キャラクターのポンタのぬいぐるみ。

売り切れて手に入らないホテルもありますが、ルートインコート上野原ではまだ販売しているようです。

泊まってみた感想

ホテルの規模が小さく、かなり古い割には快適に過ごせるホテルだと思います。

ただ、立地や建物の老朽化を考えると個人的には6,700円～という価格設定がやや高めに感じます。

どんな事情でこの周辺にビジネス利用での需要があるのかはわかりませんが、観光目的で利用するにはあまり意味の無いような感じもしました。

一応ホテルの公式ホームページの案内では、周辺観光情報として、

山梨県立リニア見学センター、相模湖プレジャーフォレスト、高尾山等が掲載されていますが、いずれも車で25分～50分と近いとは言い難い場所です。