今回は長崎駅周辺の観光のためここファーストキャビン長崎を利用してきましたのでご紹介したいと思います。
今回宿泊したお部屋はホテルの中でもより快適に滞在できるファーストキャビンクラスです。
ビジネスクラスでも快適に滞在できるかもしれませんが、数日間滞在する予定だったので多少の余裕があるファーストクラスを選択しました。
正直に申しますと私もそうだったのですが、「安いから不安、でも気になる・・・」と思い宿泊を躊躇されている方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな方の参考になるように画像も交えながらご紹介していきますので最後までご覧いただければと思います。
ファーストキャビン長崎アクセス
ホテルからの最寄り駅は徒歩1分の距離にある路面電車の長崎電鉄一系統「観光通り駅」です。
JR長崎駅までは長崎電鉄に乗って長崎駅前駅まで約11分、降車後徒歩で150m程歩きます。
ただし、わざわざJR長崎駅まで出なくてもじゅうぶん観光できますのでご安心下さい。
有名どころの各観光地へはむしろ長崎駅よりもファーストキャビン長崎が位置する場所からの方が近いです。
1回乗車の運賃は140円と安価で交通系のICカードも使用できますので問題ありません。
徒歩圏内に出島や新地中華街等もあり、気軽に行くことができますので観光にも大変便利です。
まず入り口の様子は上記の画像の様になっているのですが、一見地味なため遠くからはわかりづらいかもしれません。
歩いていると突如として現れるという感じです。
ファーストキャビン長崎のフロントは4階にあるので、まずはエレベーターで4階まで上がります。
チェックイン時間は17時からとなっており、その時間帯にはチェックイン手続きをするお客さんがある程度まとまってやって来るのですが、私が宿泊した日は列ができる程ではありませんでした。
かなり早めに着いてしまったので一旦フロントで荷物を預けて外出したのですが、16:45くらいからはチェックイン手続できるようです。
実際に17時ちょっと前に早めに到着したお客さん達が次々チェックインしていく様子をそばで見ていました。
フロントで宿泊ブースに入るためのカードキーと貴重品ボックスのキーを受け取り注意事項等を聞いて手続き終了です。
ここの建物は5階建てでフロントが4階、客室が2階、3階、4階、5階部分になります。
今回私が宿泊したのは2階のファーストクラスキャビンになります。
4階フロント階には男性用大浴場と喫煙所とフリースペースがあります。
客室内は寝るスペースしかないので基本的にフリースペースで食事をすることになります。
いくつかテーブルと椅子があり、ポットが置いたりお湯も使うことができます。
こちらから客室ブースに入っていきます。
フロントで受け取ったカードキーをかざします。
ドアが開くと細長い廊下が奥まで伸びています。
すごく静かで薄暗い雰囲気です。
私が宿泊したのはこちらのファーストクラスキャビンのスペースです。
仕切りを開いてみるととても綺麗で快適に過ごせそうな空間が現れました。
室内はかなりシンプルで余計なものは一切ありません。
これがもし本当に機内だったら完璧にファーストクラスを超えますね。
シンガポール航空のスイートクラス的な感じかもしれません。
しかしホテルであれば普通置かれているような冷蔵庫や電気ポット、収納棚や椅子等もありません。
普通のホテルの感覚で来てしまうとかなり戸惑うことになるでしょう。
ベッドのマットはかなり固めでしたが、枕は程よい感触で快適でした。
茶色いクッションが枕と一緒に置かれていて滞在中楽に過ごすことができました。
ベッドの上には寝巻とタオルと歯ブラシ。
最低点のものはあったので安心しました。
テーブルにはホテルのご案内とテレビリモコン、ティッシュケースが置かれていました。
その足元にはゴミ箱が設置されていました。
ファーストクラスキャビンは電源コンセントが三か所、TV用イヤホンジャックが付いています。
テレビを見たい場合はイヤホン利用が必須です。
宿泊客の中で普通にイヤホン無しでテレビを見ていられた方がいましたが、ボリュームを低くしたとしても筒抜けです。
他の宿泊者の方々に相当迷惑なので絶対にしないようにしましょう。
ハンバーが3本。
靴ベラもありました。
無いものはたくさんあるのに靴ベラはありました。
ビジネス利用を想定してのことでしょうか。
スリッパは使い捨てタイプなのですが、質はまあ置いておいて、あるだけでも重宝しました。
天井の様子はこんな具合です。
こちらはホテルではないので、ドアに鍵をかけたりとか、完全に締め切って密室にすることができません。
中に入って仕切りを閉めても上下に隙間があるため完全な個室にはなりません。
ビジネスクラスキャビンと比較してベッド横の空間があるのが特徴です。
個別のトイレや洗面所は無いので共同利用になります。
同じ階にある共同洗面所。
清潔感があり、また数も不足することはないと思います。
同じスペースにトイレもあります。
また、自販機も設置してありましたのでわざわざ飲み物を買いにフロント階に行く必要はありません。
ファーストキャビン長崎 その他
ファーストキャビン長崎の宿泊スペースでは基本的に寝る以外のことはあまりできないのでこちらの共有スペースが設けられています。
ここで食事したり、パソコン作業したり、お茶を飲んで休憩したりします。
コーヒーマシンは有料ですが1回100円出すと飲めます。
その他お湯のポットがありますのでカップラーメンを買ってきて食べている人もいらっしゃいました。
食べた後はゴミも捨てられます。
これが何故置いてあるのかは謎ですが、ピアノがありました。
フロントと同じ階に設置されている喫煙スペース。
自販機コーナー。
大浴場は10:00~14:00を除いた時間帯ならいつでも利用可能です。
こちらからカードキーをかざして入室します。
入るとすぐ左側に下駄箱があり、ここで靴やスリッパを脱ぎます。
室内には大浴場と洗面所、脱衣室、コインランドリーがあります。
コインランドリースペースは狭いですが乾燥機能付き洗濯機が2台ありました。
脱衣所には扇風機や体重計が置いてありました。
ドライヤー。
POLAのシェービングウォッシュとアフターシェーブローションもありました。
ハンドソープ。こちらもPOLAのものが置いてありました。
ティッシュ、綿棒、紙カップ。
大浴場の他にシャワー室もありました。
浴槽の写真は撮れなかったのですが、圧迫感無く入れるのは2人くらいですかね。
社会的距離を置いて入るとなると限界は3人だと思います。
ただ、3人同時に利用する場面は無かったです。
ファーストキャビン長崎 まとめ
長崎駅周辺のホテルは比較的値段が高く、長く滞在するには経費がかかるため今回はこちらのファーストキャビン長崎を利用してみました。
行く前までは多少の不安もありあましたが思ったよりも綺麗で、特にファーストクラスキャビンは空間にも少し余裕があったため結果的には満足な滞在となりました。
行く前は立地に少し難があるのではと心配していましたが、不便は感じませんでした。
むしろ周辺の各観光地にアクセスするにはJR長崎駅前のホテルよりも便利なのではないかと思いました。
「宿泊費も安価」で「大浴場」がある「キレイな宿泊施設」と言えばこちらのホテルになると思います。
注意点
①宿泊ブースは思ったよりもだいぶ静かな空間です。自分でやっていて思ったのですが、パソコンのタイピングやマウスのクリックの音が地味に響きます。周辺の方へはその音が聞こえていたものと思いますので気になる方は注意して下さい。
②周辺でヘッドホンをせずにTVを見ていた方がいました。ボリュームを下げていても一晩中TVの音が耳に入って来て気になりました。ファーストキャビンに責任は無いにしろ、快適に滞在できるかどうかが他人のマナーに左右されてしまう点、これは最大の短所だと思います。
③宿泊スペースの仕切りを上げ下げする音がひっきりなしに聞こえます。これも気になりました。
全部音関係なのですが、どうしても周辺の音に神経質な方は宿泊しない方がよいと思います。
逆に言うと音関係以外の不満はありませんでした!
最後までご覧いただきありがとうございました。