長崎県に来るのは約15年ぶりくらいになりますが、せっかく来たからには新しくできたヒルトン長崎を利用したいと思い宿泊して来ました。
駅の周辺もだいぶ様子が変わっており、これからも続々新しい建物が建設されていく予定のようです。
まだ開業後それ程経っていないのでヒルトンファンの方でもまだ宿泊していない方が多いのではないかと思います。
ホテル内部はもちろん、ダイヤモンド会員の特典でアップグレードがどうなったか等、気になっていらっしゃる方も多いと思いますのでこのブログでご紹介させていただきます。
今回私が体験して来た様子をご紹介させていただき、少しでも皆様のお役に立てればと思いますのでどうぞご覧下さい。
ヒルトン長崎の基本情報・アクセス
名称 | ヒルトン長崎 |
住所等 | 〒850-0058 長崎県長崎市尾上町4-2 TEL:095-829-5111 |
開業 | 2021年11月 |
客室数 | 200室 |
駐車場 | 無し(隣接の公共駐車場有り)フロントで支払い手続きをすれば1泊2,000円 |
立地はもう最高でJR長崎駅西口から徒歩1分!さすがヒルトン!
駅を出るとすぐヒルトンが目に入ってきます。
早めに到着してしまったので一旦フロントで荷物を預けてホテル内を見学することにしました。
11時頃だったのですが、ホテルフロントは閑散としていました。
フロントは2階にあるのですが、こちらは1階入り口の写真です。
階段が特徴的で目を引きます。
3階まで登って来て下を見下ろした様子です。
3階部分は結婚式場や会議室になっているようですが、利用中の部屋はありませんでしたので誰もいませんでした。
壁の装飾がキレイでした。
一つ一つは透明と水色のガラスでできたオブジェで構成されていました。
3階には喫煙室もありました。
2階部分はレストランやカフェがあり、こちらではケーキが売られていました。
13時に再度チェックイン手続でフロントに行きお言葉に甘えてアーリーチェックインさせていただきました。
今回宿泊するのは11階のエグゼクティブデラックスツインルームです!
エレベーターは乗り込んだ後にカードキーをかざしてボタンを押すようになっています。
自分の宿泊階以外のボタンを押しても「その階には止まりません」とアナウンスが流れます。
11階は最上階でエグゼクティブラウンジもこちらにあります。
廊下はわりと幅にゆとりがあってカーペットの模様に合わせるようにスポットライトの焦点が調整されているように見えました。
暗くてうまく写真が撮れなかったのですが、号室の下に縦書きで漢数字でも部屋番号が表示されていました。
部屋の位置は上記の画像の通りで端っこの方に位置しています。
ヒルトン長崎のエグゼクティブデラックスルームの紹介
ドアを開けて中に入ると自動でテレビの電源がオンになりヒルトングループの紹介映像が流れます。
部屋の広さは31㎡なのですが、数字以上に広く感じます。
寝室と洗面所の間の仕切りが動くようになっているので解放感があるのだと思います。
閉めてみるとだいぶ印象が変わりました。
室内の照明も間接照明をうまく使用し明るさも適度な感じでとても素敵でした。
ベッド側の壁のオブジェはおそらく出島をイメージした形状だと思います。
部屋の中で一番気に入ったのはこちらのテーブルです。
かなり重厚感のあるテーブルでパソコン作業が進みました!
こちらのお部屋にはソファーはありませんでした。
ヒルトン長崎の客室は大理石が多用されていて個人的にはすごく好みです。
こちらにはネスプレッソマシンとカプセル、ミネラルウォーターが置いてありました。
左の引き出しを開けるとバスローブが。
右上の引き出しには食器類とコーヒー、紅茶、お茶が入っていました。
上にあったネスプレッソのカプセルはインドネシア、エチオピア、コロンビア、コズィー。
右下は冷蔵庫で中は空でした。
洗面台も同様で素敵な感じです。
かなり重厚感があります。
コンコン叩いてみても中が空洞っぽいマヌケな音がしません!
浴槽は大理石ではないのですね・・・。
でも十分な大きさで快適に入浴することができました。
部分的に壁の色が変化していてオシャレな感じです。
シャワーは水圧も強く快適でした。
トイレは自動でフタが開かなかったですが清潔でウォシュレット付きでした。
クローゼットには金庫とスリッパ、そしてアイロンとアイロン台が置いてありました。
ハンガーはたくさんありましたので不足することは無いと思います。
部屋からは海が見えました!
窓辺に立ってみるとこんな景色が広がっていました。
左には長崎駅が。
右側には長崎湾と女神大橋が見えました!
エグゼクティブラウンジの紹介
最上階の11階にあるエグゼクティブラウンジをご紹介します。
蔓延防止等の影響でどうなのかなとずっと気になっていたのですが、3月6日以降は朝食の提供も含めて全て通常営業に戻ったようです。
第一印象は全体的にかなり明るい印象!でもちょっと狭い気がしました(苦笑)
明るく感じるのは最上階のコーナーに位置しており2方向に窓があるためです。
意外にカジュアルな雰囲気で中央にオシャレなディスプレイがされていました。
場内はL字型になっており、エグゼクティブラウンジの入り口から遠い一番奥がビュッフェ台になっていました。
ビュッフェ台手前にはコーヒーマシンが設置されていました。
コーヒー紅茶はもちろん、珍しいものとしてはびわ茶が用意されていました。
香りは強くないので何も知らずに飲んだらびわだとわからないかもしれません。
渋みの少ない優しい味でした。
ジュース類はアップル、グレープフルーツ、オレンジ、ブドウジュースでした。
冷蔵庫にはいずれも瓶タイプでコーラとジンジャエール、炭酸水が置いてありました。
上段にはヨーグルトとフルーツが冷やされていました。
常時置いてあるものはドライフルーツやナッツ類。
ティラミスとバームクーヘン。
クッキーとチョコレートも用意されていました。
ブロッコリーと鶏肉を使ったちょっとしょっぱめのものとパイナップルに生ハムが一緒になったものが用意されていました。
昼間からこのようなものが用意されているのは珍しいと思います。
フルーツはグレープフルーツとパイナップルとライチがセットされたプレートがありました。
一通りいただいてみましたが全部美味しかったです。
ティータイムは10:30~17:00まで。
15:00にティータイムということではなく、朝食とカクテルタイム以外はティータイムになっているようでした。
17:00~19:00はカクテルタイムになっていましたのでこちらも利用して来ました。
お酒は飲めないので炭酸水と食べ物をいただいたのですが、こちらも美味しくお腹一杯になりました。
一番手前の角煮そぼろまんじゅうがとても美味しかったです。
ブイヨンスープ。
四川麻婆豆腐。
鶏肉甘辛炒め。
ヒルトンのエグゼクティブラウンジでカレーを見かけたのは初めてだったのですが、これのおかげで晩御飯として済ませることができました。
カクテルタイムを終えて部屋に戻ると暗くなって部屋からの景色がとても綺麗でした。
長崎駅側も照明が点灯して思いのほか素敵でした。
肉眼で見ると女神橋がかなり綺麗に見えました。
ヒルトンバケーションクラブでのウェルカムドリンク
ダイヤモンド会員の特典としてウェルカムドリンクのチケットがいただけるのですが、ヒルトン長崎ではフロント前のヒルトンバケーションクラブでのドリンク提供になります。
中に入ってみるとエグゼクティブラウンジとはまた違った雰囲気でかなり落ち着いた感じでした。
ディスプレイなのか手に取って見ていいものなのかわかりませんが、色々な本が置かれていました。
ソファや椅子が上質な感じで場内は本革の匂いが漂っていました。
スペースは狭いのですが誰もお客さんがいなかったのでかなりゆっくりしてしまいました。
飲み物は自由に取れるので好きなものをいただきます。
ただし、わりと簡易的な感じでコーヒーも紙コップで飲むようになります。
何種類か缶ジュースもありました。
ダイヤモンド会員のアップグレードについて
今回はHPCJの公式サイトから約3週間前に予約を入れておいたのですが、3日前になってもアップグレードのお知らせメールは届きませんでした。
ちょこちょこアプリをチェックしていたのですが、アプリの表示は予約した部屋のままになっており、そのままついに宿泊日前日になってしまいました。
アップグレードが無いままウェブチェックインできる状態になってしまったのですが、前日夜になんの通知も無かったのですがアプリを確認するとエグゼクティブルームにアップグレードされていました。
最近の流れからすると3日前にはアップグレード通知が来ていたのですが。。
何故来なかったのかは不明ですが、直前までアップグレードがもう無いのかもとドキドキしてしまいますね。。
ヒルトン長崎の部屋ラインナップ | ||
---|---|---|
プレジデンシャルスイート | 97㎡ | |
プレミアムスイート | 73㎡ | |
デラックススイート | 63㎡ | |
エグゼクティブルームコーナー | 36㎡~38㎡ | |
エグゼクティブルーム | 31㎡ | ←アップグレードされて実際に泊まった部屋 |
プレミアムルーム | 36㎡~40㎡ | |
デラックスルーム | 31㎡ | ←予約した部屋 |
ヒルトン長崎レストランでの朝食
朝食はエグゼクティブラウンジか2階にあるレストランでいただけるのですが、私は2階のレストランでいただきました。
部屋のTVで混雑状況を確認できるのですが、8時過ぎに確認したら空いている表示になっていました。
朝食会場のスペースはやや狭いなという印象を受けました。
人が少なかったので圧迫感はありませんでした。
オムレツを作ってくれるところがあったのでお願いしました。
注文して出来上がったら席まで持って来てもらえました。
コーヒーはマシンではなくドリップしたやつをスタッフの方がテーブルで注いでくれます。
ゴールド会員とダイヤモンド会員用のスペースと思われるところに案内され、ちょうど正面に稲佐山の展望台が見えました。
ただ、こちらのスペースの方がやや混雑ぎみだった気がします。
ヒルトン長崎のまとめ
今回は念願のヒルトン長崎に宿泊することができました。
ヒルトン長崎は施設が新しいだけでなく、各部のデザインも斬新でとても素敵なホテルです。
立地は最高で駅の目の前なので観光にもビジネスにも利用可能で、しかも宿泊費は案外安価なので利用価値が高いと思います。
理由はわかりませんが、HPCJの公式サイトで宿泊料金の検索をする時に消費税とサービス料の表示が出てこないのですが、表示されたままの料金で宿泊することができました。
チェックアウト時にフロントでもらった領収書には消費税の記載はありましたがサービス料の記載はありませんでした。
また、HPCJの更新時期が来ていたのでフロントで更新しようと申し出たところ、システムがまだHPCJの更新に対応していないのでこちらでは更新できないと言われてしまいました。
JR長崎駅の周辺はまだ開発中で今のところあまり多くの施設はありませんが、2022年秋には新幹線も開通予定だそうです。
2023年にはマリオットグループのホテルも開業予定となっており今後の発展がますます楽しみなところです。
宿泊費も徐々に上がって行く可能性もありますので是非今のうちに一度訪れてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
九州にあるヒルトンホテル「ヒルトン福岡シーホーク」にも宿泊したことがありますのでご興味がありましたら是非こちらもご覧になって見て下さい。