那智の滝観光や白浜観光で和歌山県に訪れ、実際に宿泊した源泉かけ流し温泉の体験記をブログでご紹介します。
那智勝浦周辺にあるホテルで安価に泊まれて、源泉かけ流し温泉に入れて、海が見えるところを探していたところこの海のホテル一の滝を見つけました!
この周辺は大手のチェーンホテルも無く、遠くから訪れて来る人々にとっては情報が少なく宿が選びにくいと感じました。
海のホテル一の滝のお部屋の様子や、宿泊料金、食事付きで泊まれるかどうか等、気になっている方に口コミを見るような感覚でも見ていただけると参考になると思います。
ホテル選びに迷っている方がいらっしゃいましたらこちらのブログ記事をご覧いただければ幸いです。
海のホテル一の滝の基本情報・アクセス
名称 | 海のホテル一の滝 |
住所等 | 〒649-5334 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦752 TEL:0735-52-0080 |
開業 | 不明 |
客室数 | 21室 |
駐車場 | 有り |
ちなみに海のホテル一の滝から那智の滝までの距離は約10km、車で行けば20分程度で行くことができアクセス良好です。
海のホテル一の滝 白浜との距離感
今回私は前日まで宿泊していた白浜から車でアクセスしました。2泊以上できるなら和歌山県を代表する観光地、白浜と那智勝浦、那智の滝を同時に観光することも十分可能ですので、是非一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
白浜から那智勝浦までは道のりで約90kmくらい離れているので、単純に距離で見てしまうと案外遠く感じてしまうのですが、首都圏を90km走るのと地方を90km走るのとでは進み具合が全然違います。
実際に走ってみた結果、思ったよりは早く到着することができると思います。
白浜で宿泊した白浜キーテラス ホテルシーモアの紹介もしていますので、気になる方は是非合わせてご覧になってみて下さい。
海のホテル一の滝 駐車場
ここ海のホテル一の滝には、ホテル建物のすぐ目の前に駐車場が用意されています。
客室数が21室に対して駐車可能台数は40台と十分過ぎるくらいにありますので満車になる心配も無く、また無料駐車場なので料金もかかりません。
私が訪れた際は雨が降っていたのですが、駐車場内はコンクリートになっているので砂利の駐車場のように車や履いてきた靴が汚れるということもなく快適に利用することができました。
駐車場内は広く、駐車区画もきちんとラインで区切られていて駐車もし易かったです。
やはりこちらに訪れる際は車でのアクセスがおススメです。
チェックイン
こちらがホテルエントランスになります。扉が2つあるのですが片方しか使われておらず、もう片方は出入りできないようです。
開業年が何年頃か調べてもわからなかったのですが、古いのだろうとは思ってもそこまで著しい老朽化を感じる程ではなかったです。
エントランスを入るとわりと広いロビーと更にガラス越しに見える外の海が目に入って来ます。なかなか好印象です!
チェックインの手続きはエントランスを入ってすぐ左側のフロントでします。
15:00がチェックイン受付開始時間ですが、14:30頃に到着してもすぐに対応してもらえました。
スタッフの方は数人いらっしゃいましたがフレンドリーで感じの良い対応でした。
フロントでの説明事項はほぼ無く、説明用紙も無く、部屋にはもう入っていいけど温泉は15時からねとだけ言われました。
今回は2階の奥の方のお部屋をご用意いただきました。
海のホテル一の滝 部屋の紹介
ここからは実際に宿泊したお部屋のご紹介をしていきます。
海のホテル一の滝の部屋内部が気になる方は是非チェックしてみて下さい!
各部屋にはそれぞれ名前が付けられているのですが、今回私が宿泊したお部屋は「満月」という名前のお部屋でした。
部屋は2階の端から2番目に位置しています。
こちらのホテルは3階建てになっているのですが、現在3階部分の部屋は客室としては使われていないようなので、客室としては2階が最上階になります。
エレベーターが無いのはややマイナスポイントかもしれませんが、最上階と言ってもこの程度の階段になりますので、大部分の方は問題無く過ごせると思います。
部屋の入口ドアを開けると踏込のスペースがありここで靴を脱いでお部屋に入ります。
お部屋に入るとすでに布団が敷かれた状態でした。
窓から見える海は思ったよりもよい景色です!
今回はお部屋から海の見える宿という条件でこちらのホテルにしたのですが大正解でした!
こんなに至近で海が眺められるなんて、眺望に関しては何も不満はありません。
高層階から海を見下ろすことができるホテルは世の中にたくさんありますが、低層階から至近に海を眺められるホテルは希少です!
眺望の話をすると、こんな感じの眺望のホテルに泊まるのは今年2回目で、京都にあるホテルでも海が至近で眺められるホテルがあったんですが、興味のある方は是非下のリンクから見てみて下さい。
少し窓を開けて外のバルコニーに出ることもできます。正面の景色はこんな感じです。
左側の景色。
右側の景色。向こうに見える島は弁天島と言う島だそうです。
夕方に一瞬晴れたのでとてもキレイな夕日を見ることができました!
先ほどバルコニーと言いましたが、ただ単に外に出ることができるくらいのもので狭すぎてそれ以外のことは何もできません。
縁側から見たお部屋内の様子。
壁際にはテレビ等必要な物が置かれていました。テレビは小さめで22インチでした。
テレビ側から見た部屋内の様子。逆側の壁側には非常灯が設置されている以外は何もありませんでした。
テーブルにはお茶セットとホテル周辺の案内用紙が置かれていました。よく旅館にあるような地元のお菓子のようなものはありませんでした。
保温ポット内には予め1.5Lくらいのお湯が保温されていましたのでさっそくお茶をいただくことができました。
金庫はクローゼットの下の方に設置されていました。クローゼット内にはバスタオル、ハンドタオル、浴衣が用意されていました。
縁側にはテーブルと椅子がありお茶でも飲みながら座ってゆっくり外の景色を楽しむことができます。
縁側の左右の端には洗面台と冷蔵庫がありました。
トイレはお部屋に入ってすぐ左側にありました。ウォシュレットではないものの暖房便座になっていて比較的新しい感じがしました。
清掃もされており不快な感じは一切ありませんでした。
どうしてもウォシュレットでないと落ち着かない方がいらっしゃいましたら共用トイレがウォシュレットになっていましたのでそちらを利用すると良いと思います。
源泉100%かけ流し温泉
こちらのホテルの特徴はやはり温泉なのですが、部屋内に置いてあった案内によれば源泉100%かけ流しの温泉でろ過・循環等の処理を一切施していないそうです。
ただし温泉がぬるいので時間帯によっては温度調整をしているような曖昧な案内記載がありました。
浴場に入ると浴槽が2つあり、それぞれぬるい湯と温かい湯にわかれていて最初ぬるい湯に入ってみましたが本当にぬるくてすぐに温かい湯に移動しました。
温かい湯の方はもう少し温かかったのですが、それでも少しぬるい感じがしました。
お湯は透明で硫黄の匂いがわりと強かったです。
源泉かけ流し温泉にゆっくり浸かったあとは、すぐそばの休憩スペースで休むことができます。
こちらでも海を眺めながら休憩することができます。
那智勝浦で訪れた場所「那智の滝」
私が行った前日にまとまった雨が降ったために、通常と比較して水量が多く大迫力でした。
現地の案内では通常の水量の5倍だそうです。ここ那智の滝には今まで何度か訪れたことがありますがずば抜けて見ごたえがありました!
食事付きプランは無し!
海のホテル一の滝では食事付きプランの提供は行っていませんでした。
ホテルのすぐそばにはお店等はありませんでしたが、最寄りのファミリーマートが約600m、飲食店が多く集まる地区までは車で行くと約900m、徒歩ですと約700mくらいです。
私は歩くのが苦にならないので特に問題無かったですが、普段歩かない方ですと少し遠く感じるかもしれません。
この日は「お食事処おがわ」まで歩いて行ってみました。
まぐろの刺身定食をいただきました!
ビジネスホテル並みの料金で泊まれる海野ホテル一の滝!
今回この海のホテル一の滝に宿泊した個人的な感想として
一番良かったのはお部屋から海が眺められるところです。この点にこだわってこちらの宿にしたので大正解でした。
また、築年数はそれなりに古いと思うのですが適度に手入れがされており、その点に関して不快感は全く感じませんでした。
この近辺には大手のチェーンホテルは無く、やや強気の料金設定をしているホテルが多いように感じたのですが、一の滝は素泊まりのみでビジネスホテルのようなシンプルな料金設定になっていて比較的安価に宿泊することができました。
ゴールデンウィークの繁忙期にも関わらず閑散期と比べても値段が上がっていなかったのも大きなポイントでした。
気になる点としては
個人的には温泉がぬる過ぎると感じました。寒い季節に行くとどうなのでしょうか・・・。更に温める等また違った対応がされているのか気になります。
手が加えられていない温泉として時間を掛けてじっくり浸かる時間的余裕と心の余裕がある方にはよいのかもしれません。
お部屋にお風呂やシャワーが付いていないのも人によっては不便に感じるかもしれません。
宿泊代金は現金支払いのみというのも個人的には痛かったです。
あとWi-Fiと携帯の電波が両方とも弱かったです。
多少の不満点もありますがおススメのホテルです!最後までご覧いただきありがとうございました。
旅行を検討されている方の少しでも参考になれば幸いです。